漕艇部が全日本新人ローイング選手権大会舵手付きフォアで銀メダル獲得！

2023年10月13日～10月15日に埼玉県戸田市戸田ボートコースにおいて第64回全日本新人ローイング選手権大会が開催され、舵手付きフォア種目において本学漕艇部の主要メンバーで構成されたクルー「舞姫」が見事2位となり銀メダルを獲得しました。全日本新人ローイング選手権大会でのメダル獲得は2016年以来7年ぶり、また銀メダル以上に限れば1986年以来37年ぶりの快挙となります。

全日本新人ローイング選手権大会は、大学生に限れば2022年4月以降に入学した学生のみが参加できる大会であり、2年生部員にとっては今年度の集大成となる大会です。本学からは舵手付きフォア、エイト、女子シングルスカル、女子ダブルスカルの4クルーが出場しました。

36クルーがエントリーした舵手付きフォア種目の決勝レースでは、東大クルーがスタート直後から果敢に飛び出し、1,800m（残り200m)地点までトップを守りました。最後のラストスパートで鋭く伸びた東京経済大学に惜しくも差されたものの、仙台大学、富山国際大学の追撃を振り切り、本学漕艇部が見事2着でゴールしました。長い競技歴を持った選手を揃えた強豪私立大学と互角以上のレースが出来たことは、本学漕艇部にとって今後のレースに向けて大きな自信となりました。

（舵手付きフォア種目決勝レース中の様子）

今回銀メダルを獲得しました「舞姫」クルーメンバーを代表して田中康誠さん（2年生主将）からコメントをいただいております。
「全日本新人ローイング選手権は、2年生にとって今年度の集大成と位置付けていた大会でした。舵手付きフォアは、単に目標順位に囚われるのではなく、優勝可能なレベルに設定したタイムを達成するべく、ローイングを楽しみ強くなることを目標としていました。結果として日本一には届きませんでしたが、近年東大漕艇部が苦戦を強いられていた予選、準決勝を勝ち抜けFinalAに進出しメダルを獲得出来たことは誇りに思います。来年度の東大漕艇部の目標は、全日本大学選手権のエイト種目で優勝することです。今大会で他大との差をより実感し、自分たちの弱みも強みも再確認することが出来ました。この経験を冬場の練習や来シーズンの試合へと活かしていきます。いつも応援して下さりありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。」

（表彰式の様子）

（漕艇部関係者集合写真）

漕艇部のほか、本学では多くの運動部の活躍を支援するために「東大スポーツ振興基金」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。