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東京大学硬式野球部による東大球場「あそび場」開放企画を実施

掲載日:2023年12月15日

2023年12月9日(土)に東京大学運動会硬式野球部による、東大球場「あそび場」開放企画が実施されました。このイベントは、ボールあそびのできる広い公園が少ないため、外で遊ぶ子どもが減少しているという問題に着目し、野球場を公園として子どもたちに開放しようと企画されたものです。今年は硬式野球部が所属する東京六大学野球連盟※の加盟校が足並みを揃えて実施しました。本学硬式野球部が文京区の後援のもと、文京区に在住・在学中の小学生とその家族に募集をかけたところ、約60組からの応募があり、当日は野球あそびやかけっこ、フリスビーなどの思い思いのあそびを硬式野球部員20名と一緒に楽しみました。
※東京六大学野球連盟とは、早稲田・慶應義塾・明治・法政・東京・立教 の6つの大学で構成されている野球リーグです。
 
企画に参加いただいたご家族からは、「ボールで遊べる公園が少なく残念に思っていたが、今日はボールを使ってのびのび遊ぶことが出来た。」「制限なくボール遊びができて、すごく楽しかった。」「思い切りボール投げができる場所が近くにないため、伸び伸び体を動かせて良かった。」などのご感想をいただきました。


(子供たちと遊ぶ本学硬式野球部員1)


(子供たちと遊ぶ本学硬式野球部員2)
 
また、今回子供たちと一緒にあそびを楽しんだ硬式野球部の選手、運営に携わった硬式野球部のマネージャーの方々から、以下の通りコメントをいただきました。
 
【江口直希選手コメント】
子供達と遊んだ二時間はとても楽しく、あっという間でした。全力で走り回ったりボールを投げたりする子供達の生き生きとした表情を見て、改めて体を動かして遊ぶことの素晴らしさを実感しました。自分も子供の頃に公園等でのボール遊びが規制される経験をしたので、これからも可能な限りこのような場を提供してあげたいと思いました。
 
【増田滉生選手コメント】
率直な感想として、勝手に想像していたよりも多くの子どもたちが来てくれて、しかもバットとボールで遊んでいる子たちが多くて、とても嬉しかったです。思えば自分も、幼稚園児の頃は父親と、小学生の頃は友達と、近くの公園でゴムボールにプラスティックバットで日が暮れるまで野球をして遊んでいました。そのような経験を普段は思うようにできない子どもたちが都内ではかなり広々とした東大球場で目一杯遊んでいる光景は微笑ましかったです。
 
【中村祐大マネージャーコメント】
初めての開催ということもあり、企画での開放で子供達が公園のように自由に遊んでくれるか不安がありましたが、子供達が自発的に、初対面の子とも仲良くなってさまざまな遊びをしていたのを見て、あそび場を提供できたことを嬉しく思います。今後も積極的にこのような活動をしたいですし、東京六大学のみならずさまざまな団体にこのような活動が広がっていってほしいと思います。
 
本学では、各運動部の活動を支援すべく「東大スポーツ振興基金」を立ち上げ、皆様より多大なご支援を頂戴しております。今後とも学生たちのスポーツ活動にご期待いただき、より一層のご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

 
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