東大ヨット部が関東学生ヨット選手権大会で総合5位入賞!
2025年10月11日(土)~10月13日(月)の3日間、神奈川県三浦郡葉山町森戸海岸沖にて開催された第92回関東学生ヨット選手権大会において、本学ヨット部の470級が4位、スナイプ級が8位、総合5位入賞という結果を残し、両クラスともに11月に神奈川県藤沢市江ノ島で行われる第90回全日本学生ヨット選手権大会への出場権を獲得しました。2年連続で両クラスが全日本選手権に出場するのは昭和52(1977)年以来48年ぶりの快挙となります。また470級における4位入賞は、同じく昭和52年に優勝して以来最高順位となります。

(本学ヨット部ディンギー班集合写真)

(快走する470級ヨット[1])
関東学生ヨット選手権大会は470級・スナイプ級各クラス3艇の合計得点を競う団体戦で、上位9校が学生ヨット最大の大会である全日本学生ヨット選手権大会へ出場します。
大会が行われた3日間では合計8レースを消化しました。470級は1日目から好調な滑り出しを見せました。特に2日目は太田(教養学部・2年)/山本(工学部・3年)ペアのトップフィニッシュなど、近年の本学470級ではみられなかった順位でフィニッシュを果たしました。微風から強風までコンディションが刻々と変わる中、1レース目から順位の変動なく4位という結果に終わりました。スナイプ級は1日目から苦しい展開を強いられ2日目を終えて10位、レース最終日は台風の影響でレース実施が危ぶまれていましたが、天気も味方し最終日も2レース消化しました。最終レースでスナイプ級はまとまった成績を残して8位に浮上。10位と9点差という接戦をものにし、全日本学生ヨット選手権出場を決めました。

(トップフィニッシュを決める470級太田/山本ペア)

(最終レースで大逆転したスナイプ級ヨット)
大会を終えたヨット部ディンギー班主将の西間さんよりコメントです。
【西間主将コメント】
今大会総合5位という結果で、両クラス全日本インカレに出場できたこと、大変嬉しく思います。また2年連続の両クラス出場は実に48年ぶりということで、今年の弊部が東大ヨット部の歴史を少しでも更新できたことは、一部員としても感慨深いものがございました。
平成中~後期、東大ヨット部は部員6名のみと廃部寸前な状態まで規模が縮小していましたが、OB・OGをはじめ様々な関係者の皆様のお支えによって、現在ではヨット部全体で約60人という大所帯で活動をさせていただいております。また近年はクラブハウスの建設やスポンサー活動など、多くの皆様からご支援を賜っております。
今年度弊部は「紡ぐ」というスローガンのもと、全日本インカレ総合6位入賞を目標に掲げて活動をしてまいりました。この目標は達成すれば昭和58(1983)年ぶりの快挙であり、近年躍進しはじめた東大ヨット部が長年追いかけていた結果であります。今週末から始まる全日本インカレに向けて、短い期間ではありますが、関係者の皆様への感謝を大切にしながら、全力を尽くす所存でございますので、皆様ご支援・ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

(快走する470級ヨット[2])
第90回全日本学生ヨット選手権大会は、10月31日(金)から11月3日(月)までの4日間に渡り、神奈川県藤沢市江ノ島ヨットハーバーにて開催されます。引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。
本学ではヨット部のほか、多くの運動部の活躍を支援するために「東大スポーツ振興基金」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
また、昨年度から始まった東京大学と文京区とのふるさと納税連携プロジェクトが今年度も9月1日(月)より寄付募集を開始しました。地域貢献事業一覧や寄付のしかたについては東京大学基金事務局のホームページからご確認いただけますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


