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復興支援シンポジウム「東京大学東日本大震災復興支援の10年 ~復興支援活動と未来~」を開催いたしました

掲載日:2021年3月31日

2021年3月25日(木)10時から、東京大学東日本大震災復興支援室及び社会連携本部主催、岩手県上閉伊郡大槌町、釜石市、遠野市後援(自治体名は50音順)によるシンポジウム「東京大学東日本大震災復興支援の10年~復興支援活動と未来~」をオンラインにて開催いたしました。

五神真総長、濱田純一国土緑化推進機構理事長/東京大学前総長から開会のご挨拶があったのち、ビデオにて本学の10年間にわたる復興支援活動の振返りを行いました。ビデオ中には、自らも震災からの復旧・復興に対し大変なご尽力をされている中、本学の復興支援活動に対し多大なるご理解とご協力をいただいた、大槌町の平野公三町長、釜石市の野田武則市長、遠野市の本田敏秋市長からのメッセージも上映されました。

 
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五神総長 ご挨拶
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濱田前総長 ご挨拶
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ビデオ上映
 

その後、津田敦復興支援室長をモデレーターとしてパネルディスカッションが行われました。平野町長、野田市長、本田市長には、各自治体からリモートにてご登壇をいただきました。また、本学関係者として、震災当時の総長であった濱田純一国土緑化推進機構理事長・東京大学前総長、精力的に復興支援活動を行ってきた部局である大気海洋研究所の河村知彦研究所所長、社会科学研究所の玄田有史教授、登録支援プロジェクト担当教員の工学系研究科大月敏雄教授、農学生命科学研究科村田幸久准教授、アイソトープ総合センター秋光信佳教授、そして本学学生としてボランティア活動を経験し、卒業後大槌町職員として勤務した経歴を持つ中村彬良さんに登壇をいただきました。パネルディスカッションでは、各々の行ってきた復興支援活動や地域の抱える課題、震災・復興に対する思いについてそれぞれの登壇者から話がありました。

 
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パネルディスカッション
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藤井理事 ご挨拶

最後に、4月から本学総長に就任予定の藤井輝夫理事からのご挨拶があり、閉会となりました。
 
東京大学における復興支援活動を組織的に支えてきた東日本大震災復興支援室は2021年3月31日をもって閉室となりますが、東京大学はこの10年間の活動を通して得た知を生きた学問として高めつつ、本学構成員による自発的な復興支援活動の継続を通じて、地域との連携関係をよりいっそう強固なものにしていきたいという未来に向けたメッセージが、本イベントを通して伝えられました。

 
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