令和3年度 本部防災訓練実施される

10月15日（金）令和3年度本部防災訓練が実施されました。
 
　本部では一斉避難、災害対策本部の設置、災害対策班活動などの防災訓練を平成20年度より実施しています。
　14回目となる本年度もコロナ禍における感染拡大防止を考慮した防災訓練を実施し、12時に文京区において震度6弱の地震が発生したとの想定のもと、藤井総長をはじめとする役員、本部教職員が建物毎に決められた一次避難場所へ避難し、点呼確認及び安否確認等の訓練を行いました。また具体的な感染対策として、実動訓練（避難訓練）に参加する人数の制限を行う等、スペースを十分に確保したうえで行いました。また参加できない方は机上訓練に参加し、災害発生時の取るべき行動等について理解を深めました。
 
　本部教職員は一次避難場所から山上会館前へ参集した後、各災害対策班に別れてインフラ設備の点検、学外避難者を想定した誘導案内などの災害対策班活動訓練を行いました。
 
　また全学災害対策本部設置訓練では、全学災害対策本部の自動設置から設置場所として安田講堂大会議室に決定するまでの流れを確認した後、本部と同時間帯に訓練を行った部局の協力を得て、本部・部局間の被害情報等の連絡訓練や本部教員による情報トリアージ訓練を行いました。これらの災害対策班訓練の様子をコロナ対策の意味もあり、総長をはじめ役員は災害対策本部員としてオンラインにて執務室より参加しました。
 
　また、本年度は約1006名の本部教職員が参加し、多くの部局が同時同日に開催し全学的な防災訓練を行うことができました。コロナ禍での大規模地震発生直後の初動を確認する有意義な訓練となりました。


安田講堂隣　避難の様子


全学災害対策本部設置宣言の様子

 
本部・部局間情報連絡訓練の様子


災害対策班活動訓練の様子


講評会（Zoom）の様子