令和6年度 総長安全衛生臨時パトロールを実施

6月5日(水)、薬学系研究科を対象として、令和6年度総長安全衛生臨時パトロールを実施しました。このパトロールは、環境安全衛生管理の総括者である総長自らが職場巡視を行い、安全衛生に対する姿勢を示すことにより全学の安全衛生意識を向上させることを目的とし平成18年度より毎年度実施しています。
今回はまた、2021(令和3)年8月に発生した火災事故に伴う復旧工事が完了した建物、設備における環境安全衛生上の管理状況及び安全管理体制の巡視、確認が行われました。
パトロール後の講評会では、藤井総長から、火災後の学生の教育に影響が出ないように取り組まれ、結果として当該研究室所属学生が無事に卒業できたこと、火災後に導入されたデバイスを利用した入退室管理システムが印象的であったことが述べられた。また、研究室内の装置や人員をデジタルに可視化することは安全に研究活動を行う上で重要であり、全学的に検討する必要があるとの講評をいただいた。

発火場所の復旧状況の視察

焼損した実験室の視察

薬品貯蔵庫の視察

NMRの安全教育の状況

不安定化合物の取り扱い状況
