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平成30年度 本部防災訓練実施される

掲載日:2018年11月2日

 10月24日(水)、平成30年度本部防災訓練が実施されました。

 本部では、一斉避難、災害対策本部の設置、災害対策活動などの防災訓練を平成20年度より実施しています。11回目になる本年度は、昼休みに震度6強の首都直下型地震が発生したという想定のもと、五神真総長をはじめとする本部教職員が建物毎に決められた一次避難場所へ避難し、点呼確認などの避難訓練を行いました。並行して、一部の職員による建物の応急危険度判定活動訓練および災害時緊急出勤職員初動対応訓練も行いました。

 避難訓練の後、役員は工学系・情報理工学系研究科などの部局防災訓練の様子、本郷消防署のはしご車による救出訓練、東京ガスとの合同訓練を視察しました。
また、他の教職員は一次避難場所から山上会館前へ参集した後、各災害対策班に分かれて災害対策活動訓練を行いました。

 山上会館内に設置された災害対策本部では、本部と同時間帯に訓練を実施している各部局の協力を得て、本部・部局間の被害情報等の連絡訓練や本部教員による情報トリアージ訓練を行いました。

 特に今回の訓練では、改修後の山上会館で初めて災害対策本部を設置して訓練が行われ、新しいレイアウトでの動線や機能性が確認されました。また、多数の部局で本部と同時に訓練が実施され、学生も含めた幅広い学内構成員が同時に避難したことで、キャンパス内避難スペースの混雑状況が確認されました。

 本年度は、約460名の本部教職員のほか、多くの部局や本郷消防署、東京ガスの参加協力を得ることができました。今後の全学防災体制のより一層の充実のために重要な示唆を得た訓練となりました。

安田講堂前の避難の様子
安田講堂前の避難の様子

五神真総長ら役員による部局防災訓練の視察
五神真総長ら役員による部局防災訓練視察

建物の応急危険度判定訓練


災害対策本部での部局との情報連絡訓練
災害対策本部での部局との情報連絡訓練
 
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