デジタルオブザーバトリ研究推進機構フォーラム（10/10） 開催報告 西村経済産業大臣ご登壇

デジタルオブザーバトリ研究推進機構では、2023年10月10日（火）、東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールにて、機構の発足と取り組みについて対外的に初めて紹介する場として設立記念フォーラムを開催いたしました。
本機構は、オブザーバトリ(観測所)の名の通り、多様な社会・経済活動をデジタルデータとして観測可能にすることで、リスク予兆の早期発見やリスク対処策の提案等を通じて、国や企業が大きな環境変化に直面した際の活動の速やかな復旧・リスク回避による健全性維持等、レジリエントな社会の実現、強化を目指し設立しました。
本機構では、2050年の社会や経済活動のあるべき姿からのバックキャストにより、レジリエントな社会のグランドデザインを描き、国や産業界に向けて分析結果や政策を発信・提言するとともに、日立製作所や関係機関との共同研究により、本機構での開発技術や取り組みの実証を行うことで、早期の社会実装と価値提供を目指します。
　
フォーラムでは、東京大学・株式会社日立製作所両組織の構成員を始め、様々な企業、研究機関、官公庁関連の皆様から多数のお申込をいただき、当日は合計463名（会場参加：115名、オンライン参加：348名）の方にご参加いただきました。

第1部では喜連川機構長と日立製作所阿部執行役専務の開会挨拶に続いて、来賓の西村経済産業大臣の祝辞、藤井総長と日立小島社長対談、来賓の農林水産省山田統計部長の挨拶、豊田副機構長と日立西澤執行役常務による「ビジョン」の紹介を行い、第2部として、参加研究者5名によるLightning Talk、斎藤研究担当理事の閉会挨拶が行われました。プログラムにおいては、社会におけるデジタルオブザーバトリ研究推進機構の研究の意義についてご説明し、本機構が今後取り組む様々な課題についてもあわせて発表いたしました。

　　　
        　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西村経済産業大臣挨拶　　　　　　　　　　　　　　　　　喜連川機構長オンライン挨拶　　　　　　　　　　左から、豊田副機構長、日立製作所小島社長、東京大学藤井総長