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One Earth Guardians育成プログラム公開シンポジウム「地球の経営を考える ~農学がつなぐローカルとグローバルの両輪~」

掲載日:2020年10月14日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2020年10月31日 14時 — 18時
開催場所 その他学内・学外
会場 Zoomによるオンライン開催
定員 500名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
10/29 17時までに、こちらのページからご登録ください。
ご登録いただいた方に、前日までに参加用URLをお送りいたします。
お問い合わせ先

東京大学大学院農学生命科学研究科 One Earth Guardians育成プログラム事務局

office@one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp

わたしたち人類は誕生以来、地球上のあらゆる生物、資源、エネルギーを利用し、生活を豊かにしてきました。しかし、経済性や効率を優先した人間活動によって、生活基盤である地球環境そのものの持続可能性が脅かされています。人間や他の生物が暮らす地球上の資源をいかに上手に使い、マネジメントしていくのか、地球全体の”経営”を考えるべき時にきています。
奇しくもCOVID-19によって、日本の一次産業や二次産業の脆弱性が明らかとなりました。地域における生産活動は社会構造の基礎ですが、グローバル化の名のもと経済的価値を偏重した画一化を急速に進めたことが、ロコシステムを弱体化させた側面があります。その一方で、グローバル化を支えるためには、強固なロコシステムが必須となります。本当の意味のグローバル化は地球全体をシステムとして考えることであり、ローカルとグローバルの活動をつなぎ、価値を競争ではなく協創に見出す社会が求められています。
またこれは、有限な資源を使いながら人類の生存と心地よい生活に貢献するための学問、農学が果たすべきミッションでもあります。人間の生活と地球環境を守る活動の推進を両立するための科学を追求し、行動するOne Earth Guardians(地球医)にとっても、喫緊の課題といえます。
今回のシンポジウムでは、対立していると捉えられがちなロコシステムとグローバルシステムをいかに連携させ、地球全体を経営していくかの道筋を構想する機会にしたいと考えています。日本のフードシステム、世界の経済システムに精通したお二人、そして産業や金融を通してサステナビリティの実現に挑戦しつづける企業経営者のお三方を講演者にお迎えし、参加者の皆さまとともに考えたいと思います。

また本シンポジウムでは、2020年12月に設立から3年を迎えるOne Earth Guardians育成プログラムのこれまでの歩みをご紹介します。
 
<登壇者>
青井 浩 様(株式会社丸井グループ 代表取締役社長 CEO)
生源寺 眞一 様(福島大学 食農学類長)
石井 菜穂子 (東京大学 理事 / 未来ビジョン研究センター 教授 / グローバル・コモンズ・センター ダイレクター)
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大谷 智一 様(みずほ情報総研株式会社 グローバルイノベーション&エネルギー部 グローバルイノベーションチーム次長)
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髙橋 伸一郎(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)

<対象>
企業等の経営者、CSR、SDGs、サステナビリティ担当部署や新規事業部署の方、省庁等の方、
大学教職員や教育関係者、大学生、大学院生、中高生、
その他、環境やSDGs、地球の未来に関心のある皆さま
 
*プログラムなどの詳細は、イベントページをご覧ください。

 

 

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