シンポジウム「法律、マネジメント、技術の協力による情報セキュリティの実現」開催
基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 大学生 |
開催日(開催期間) | 2018年3月15日 9時50分 — 17時50分 |
開催場所 | 本郷地区 |
会場 | 東京大学伊藤謝恩ホール(伊藤国際学術センターB2F) |
定員 | 300名 |
参加費 |
無料
18:00から懇親会(参加費1,000円) |
申込方法 | 要事前申込
(当日受付有り) |
申込受付期間 | 2018年2月16日 — 2018年3月12日 |
お問い合わせ先 | 東京大学 大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻 坂井研究室 Email:sympo20180315(at)mtl.t.u-tokyo.ac.jp ※ (at) は @ に置き換えて下さい。 |
社会インフラとしての情報システムが定着・高度化するにつれ、情報セキュリティの確保が喫緊の課題となっています。特に、近年では、ゼロデー攻撃や標的型攻撃による国家機密など重要情報の流出や乗っ取り、サイバー攻撃によるプラントの誤動作や暴走、個人情報流出とプライバシーの侵害などが特に問題です。
こんにち、情報セキュリティの確保のためには、法律・マネジメント・技術の各分野の新しく展開させるとともに、三者をしっかりと連携させて、総合的に発展させてゆくことが必須となっています。そこで、セコム科学技術振興財団の助成による研究「情報法学・マネジメント論と侵入防止技術の融合による超セキュア情報システム」が平成25年4月から平成29年3月まで本学情報理工学系研究科を中心に行われました。本研究の担当者は、法律について新潟大学法学部の鈴木正朝を中心とするグループ、マネジメントについて東京大学公共政策大学院の奥村裕一を中心とするグループ、技術について東京大学大学院情報理工学系研究科の坂井修一を中心とするグループでした。
本シンポジウムでは、このセコム科学技術振興財団の研究課題についての報告を行うとともに、情報セキュリティに関する3分野の現状と今後、連携のありかたなどをめぐる検討・討論を行います。上記研究の担当者に3分野を代表する識者の方々を交え、情報セキュリティの本質は何か、セキュリティを確保する最も効果的なアプローチはどのようなものか、解決しなければならない重大問題は何か、などについて現状と最先端の成果についての分析を行い、広く深い議論をすることを趣旨としています。
【シンポジウム次第】
09:50~ 開会挨拶 坂井 修一 (東京大学)
10:00~10:45 招待講演 「サイバー攻撃の今後と対応策」
・佐々木 良一(電機大学教授・会計検査院最高情報
セキュリティアドバイザー)
10:45~11:30 技術分野発表
・坂井 修一(東京大学教授) 導入
・入江 英嗣(東京大学准教授)SharkcageとSWIFT
11:30~12:45 ランチ
12:45~14:30 情報法制分野発表
「国内外の越境データ問題とナショナルセキュリティ、学術研究、産業振興~
個人情報保護法制を中心に」
・鈴木 正朝(新潟大学教授、理研AIP、情報法制研究所理事長)
・板倉 陽一郎(ひかり総合法律事務所 弁護士、理研AIP)
・岡本 正(銀座パートナーズ法律事務所 弁護士)
・加藤 尚徳(KDDI総合研究所)
14:30~14:45 休憩
14:45~16:15 マネジメント分野発表
・奥村 裕一(東京大学) 導入
・銭谷 謙吾(東京大学) 成果発表
・満塩 尚史(経済産業省CIO補佐官)
・三角 育生(内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター副センター長
内閣審議官)
16:10~16:30 休憩
16:30~17:50 パネルディスカッション
司会: 坂井 修一(東京大学)
パネリスト(五十音順):
入江 英嗣(東京大学)、岡本 正(弁護士)、奥村 裕一(東京大学)、
加藤 尚典(KDDI総合研究所)、鈴木 正朝(新潟大学、理研AIP)、
銭谷 謙吾(東京大学)、三角 育生(内閣官房)、満塩 尚史(経済
産業省)
17:50 閉会
18:00~20:00 懇親会 (多目的スペース)