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グローバルヘルスに関する特別講演会 グローバルヘルス・ガバナンス

掲載日:2015年2月26日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 企業
開催日(開催期間) 2015年3月3日 10時 — 12時30分
開催場所 本郷地区
会場 経済学研究科学術交流棟・小島ホール(1階第2セミナー室)
定員 70名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
申込受付期間 2015年2月24日 — 2015年3月2日
お問い合わせ先 gsdmseminar@pp.u-tokyo.ac.jp

今回のGSDMプラットフォームセミナーは、グローバルヘルスの分野で関心が高まっているガバナンスをテーマとしています。エボラ出血熱の感染拡大を例に挙げるまでもなく、グローバルヘルス推進のためによりよいガバナンスが重要なのは言うまでもありません。他方、グローバルヘルスを取り巻く環境は大きく変化しています。ポストミレニアム開発目標(MDGs)である持続可能な開発目標(SDGs)のなかで、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジが明確に扱われるようになったことや、グローバルヘルスに関わるアクターの多様化、感染症のみならず非感染症や広く健康へ対応が急務となってきたことを踏まえて、グローバルヘルス・ガバナンスの役割やツールについて再検討するよい機会といえるでしょう。
今回お招きしたのは、Anne Mills 教授とMargaret E. Kruk教授です。Ann Mills教授は、マライ保健省、英国NHS等のプロジェクトで活躍し、最近では東アジア諸国のユニバーサル・ヘルス・カバレッジの研究がよく知られています。今回は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジのニーズサイドから、ガバナンスのあり方についてお話いただきます。もう1人のゲストは、Margaret E. Kruk准教授は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジだけでなくガバナンスについても著名な論文を執筆されています。Kruk氏は、医師としてコンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニーで働いた後、国連のミレニアムプロジェクトにおいて2年間アドバイザーとして活躍した経歴の持ち主です。最近では、2013年度中に米国有数のシンクタンクであるCSISで「新興経済におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」と題するワークショップに若手ながら登壇するとともに、ローレンス・サマーズ氏をはじめとする名だたる執筆者と共にランセット誌に「Global health 2035: a world converging within a generation」というタイトルの論文を公表しています。2014年12月には、アメリカ科学アカデミー医学部会(IOM)の会議「Getting to Zero Ebola Cases in West Africa: A Convening of Leaders」において、Kruk准教授の論文が言及されています。今回の講演会は大変貴重な機会です。
 


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