連続展示『東京モザイク(1)―― 帝都復興』

基本情報
区分 | 展示 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 |
開催日(開催期間) | 2016年3月8日 — 2016年5月8日 |
開催場所 | その他学内・学外 |
会場 | インターメディアテク2階「BIS(カプセル)」 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー/KITTE 2・3F アクセス:JR東京駅丸の内南口徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結 時間:11:00 - 18:00 (3月31日までは木・金曜日は20時まで、4月1日以降は金・土曜日は20時まで開館、入館は閉館時間の30分前まで) *時間は変更する場合があります 休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、その他館が定める日 |
参加費 |
無料
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申込方法 | 事前申込不要 |
お問い合わせ先 | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
この度、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」では、連続展示『東京モザイク』を開催する運びとなりました。
2020年オリンピック・パラリンピックを前に、「東京」のアイデンティティや魅力について、世界に対し改めて発信する必要性があります。しかし、ここに掲げられる「東京」は、多種多様な記号集合体であり、具体的なイメージに固定されたものではありません。連続展示「東京モザイク」では、東京の渾然としたヴィジュアル・アイデンティティを捉えるべく、インターメディアテク小展示スペース「BIS」に特設コーナーを設け、各回で異なる「20世紀の東京像」をフィーチャーします。
各種地図、都市計画書、行政報告書、デザインマニュアル、各種報道、宣伝広告、海外向けパンフレット、観光ガイド、切手など、広範囲に亘る「東京」関連資料を新しい観点から紹介することによって、国内外のヴィジュアル・コミュニケーション手段を介して発信されてきた「東京」のイメージの解読を試みてみたいと考えます。都市計画や宣伝方法を規定する公的資料のみならず、個人の表現者や民間組織が生み出してきた珍しい一時的印刷物(エフェメラ類)まで包括することによって、「理想都市東京」と「東京の実相」を対照し、現在まで引き継がれているグラフィックデザインが、「東京」をいかに形付け、定型に纏め、時には美化し象徴化してきたか、これを具体例に基づきながら検証していきたいと考えます。
その第一弾として、旧東京帝国大学が関東大震災直後から昭和初期に亘って纏めた各地区の写真調査や学内の『震災復旧営繕工事報告書』を中心に、多様な資料体から浮かび上がる「帝都復興」の錯綜した姿を振り返ります。
主 催:東京大学総合研究博物館
研究助成:DNP文化振興財団
