2018年度基礎臨床社会医学統合講義（8/27～31）

統合講義は、2004年度より行われている本学医学部医学科伝統の特別講義です。各日が学生の要望をもとに設定されたテーマについての集中講義の形を取り、最先端の知見に触れ医学の多面的な理解を図ります。準備・運営は学部学生が主体となり行っております。

病棟実習を始める前に基礎医学・臨床医学・社会医学を座学中心に学んでいる医学科3,4年生（M1,M2）の必修講義となっておりますが、その卓越した講義は広く共有されることが望ましいという考えのもと、医学部医学科の講義で唯一本学関係者（医学部以外の学生・大学院生・教職員）全てに開かれた講義となっております。

いまや医学はそれを専門にする人だけのものにとどまらず、幅広い学問領域、また多職種の方々に支えられて成り立っています。医学生にとっては、企業や官公庁で活躍されている先生方をはじめ、普段お話を伺うことのできない最前線で活躍されている著名な先生方からの講義により、基礎医学の研究、臨床医学の実践、社会医学の広がりが有機的な繋がりを持って成り立っていることを実感する機会となるはずです。医学部学生だけでなく、医学に関心を持つ教養・薬・理・工学部を始めとした他学部学生・大学院生の皆さまにとっても、医学の奥深さを感じて頂く機会として活用して頂けるかと存じます。

本年度のテーマは、以下のようになっております。講師・演題等の詳細につきましては、ポスターをご覧ください。
8/27（月）「高齢者医療および終末期医療の諸問題」
8/28（火）「DNA損傷応答」
8/29（水）「医学と芸術の接点」
8/30（木）「マイクロバイオータ」
8/31（金）「筋ジストロフィーから考える難治疾患」

多くの皆さまのご参加を運営委員一同心よりお待ちしています。

※当日資料はオンラインベースで配布するため、聴講される方はスマートフォンやタブレット端末、ノートパソコンなどを適宜ご持参ください。
会場内でのWi-Fiの利用は可能です。