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第100回小石川植物園市民セミナーのご案内

掲載日:2018年7月13日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般
開催日(開催期間) 2018年8月25日 13時 — 15時
開催場所 その他学内・学外
会場 理学系研究科附属植物園日光分園(日光植物園)庁舎和室
定員 40名
参加費 無料
(一般の方は入園に際し入園料が必要です)
申込方法 要事前申込
参加ご希望の方は、8月6日までに、往復葉書または電子メールにより後援会事務局までお申し込み下さい。申込み締切後に抽選で受け付けが行われ、8月10日頃までに返信葉書ないし返信メールで抽選結果の通知があります(定員40名、1.5倍程度の倍率が見込まれています)。抽選の都合上、連名ではなく、お一人ずつのお申し込みをお願いいたします。
申込受付期間 — 2018年8月6日
お問い合わせ先 理学系研究科附属植物園
杉山宗隆准教授(03-3814-0368)
小石川植物園後援会が主催する第100回小石川植物園市民セミナーが、下記の通り開かれます。今回は、本学大学院理学系研究科附属植物園の望月昂博士による花生態についての講演で、日光植物園での開催です。

美しくかぐわしいユリや地際で地味な花を咲かせるカンアオイなど、被子植物の花は実に多種多様です。花の多様性はハナバチやチョウ、あるいは鳥やコウモリなど、多様な送粉者への適応の過程で生み出されてきたと考えられています。しかし、多くの被子植物はその送粉者が明らかではなく、今なお目を見開くような風変わりな送粉様式を持つ植物が次々と発見され、花の進化や多様性に関する知見は日々新しくなっています。

現在、小石川植物園の川北篤教授と望月昂博士のグループでは、植物の進化と多様性に関し、花生態に着目して多角的な研究が進められ、新しい発見が相次いでいます。本セミナーでは、その中から、アオキやマルバノキといった赤黒い色の小さい花を持つ植物が共有する驚きの送粉生態や、スズメバチに送粉される植物の多様性、ガの足によってのみ送粉されるサクラランの送粉メカニズムなど、日本に自生する植物に関する研究から明らかになってきた花と送粉者の新たな関係性についての紹介が予定されています。スライドを使った講演の後には、園内を巡って実際の植物を観察しながらの解説もあります。花生態の最前線に触れるまたとない機会です。本学関係者や小石川植物園後援会会員に限らず、どなたでもご参加いただけます。どうぞ皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

講師:
望月 昂(東京大学 大学院理学系研究科 附属植物園)

演題:
「日本産植物に隠された多様な花生態 ~まだ見ぬ花と送粉者の関係性を訪ねて」

主催・参加申込先:
〒112-0001 文京区白山3-7-1
東京大学大学院理学系研究科附属植物園内
小石川植物園後援会

koishikawa-koenkai [at] koishikawa.gr.jp
※表記のメールアドレスの [at] は@に置き換えてください。
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