入院施設のある精神科病院をなくした町、愛南町
基本情報
| 区分 | 講演会等 |
|---|---|
| 対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 卒業生 / 大学生 / 教職員 |
| 開催日(開催期間) | 2026年11月14日 14時 — 16時30分 |
| 開催場所 | 本郷地区 |
| 会場 |
地下一階 バリアフリー仕様 |
| 定員 | 300名 |
| 参加費 |
無料
|
| 申込方法 | 要事前申込
以下の参加申込フォームよりお申込みください。 |
| 申込受付期間 | 2026年10月1日 — 2026年11月13日 |
| お問い合わせ先 | 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院経済学研究科 松井研究室 E-mail:reddy@e.u-tokyo.ac.jp TEL:03-5841-5520(月~木) |
入院施設のある精神科病院をなくした町、愛南町
日本の精神病床数はOECD加盟国中で最も多い国となっています。長期入院も多く、精神障害者の地域移行は依然として進んでいないのが現状です。また、認知症を主傷病名とする患者の約半数が精神科病院への入院をしています。病院や施設よりも地域で患者を診るほうが医療費はかかりませんが、日本は世界の流れと逆行して、未だに入院治療がメインになっています。愛媛県愛南町にある町唯一の精神科病院である「御荘病院」の院長である長野敏弘さんは、精神科の入院治療に疑問を抱き、20年近くかけて病院の廃止を実現しました。現在は「御荘診療所」とグループホームなどに姿を変え、町で暮らす患者を外来と訪問診療で365日24時間支えています。
少子高齢化が進み、雇用が流出している愛南町の現状を受けて、長野敏弘さんらは「地域住民の雇用創出」のため、観葉植物のレンタル業、国産アボカドの栽培、しいたけの原木づくり、川魚の養殖を始めました。また、町営のキャンプ場、宿泊、レストラン等を併設した温泉施設の指定管理による運営・経営を受託しました。
過剰に医療に頼らず、働きながら地域で暮らすことによって、地域の財政にも良い効果が生まれています。
難しいと言われている精神障害者の地域移行について、愛南町の取り組みから学びます。



