「想像×科学×倫理」研究倫理ワークショップ(第2回)

基本情報
区分 | 学内限定 |
---|---|
対象者 | 在学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2022年1月14日 13時30分 — 15時 |
開催場所 | オンライン |
参加費 |
無料
|
申込方法 | 要事前申込
参加申込み、詳細につきましては下記ウェブサイトをご覧ください。 |
申込受付期間 | 2021年12月10日 — 2022年1月13日 |
お問い合わせ先 | 「 想像×科学×倫理 」実行委員 rinri@edu.k.u-tokyo.ac.jp |
新領域創成科学研究科では「想像x科学x倫理 ~Socio-technological imaginaries×Science×Ethics ~」と題して、研究倫理の現在とこれからのあり方を考えるワークショップ(3回シリーズ)を開催します。
研究について倫理的であるとは、どういうことでしょうか。研究倫理の柱は、大きく3つに分けられます。どのように研究を遂行するのか。何を研究の対象や主題とするのか。そして、その研究ともたらされるイノベーションは、いかなる社会的プロセスのもとで行われ、どのような影響をもたらすのか。
研究の遂行に関する倫理に関しては「ひやりはっと」事例集による学習が有効で、よく使われています。他方、研究対象と主題に関する倫理、および研究およびイノベーションのプロセスとその影響に関する倫理については、「問題となった」事例の検討だけでは十分とは言えません。なぜなら、研究やイノベーションが生み出す現実の変化と共に、何が問題になるのかそれ自体を手探りせざるを得ないからです。現在リスト化されている倫理的課題も、ある時点で問題化されたものに過ぎないから、どのようなことが倫理的に問題となりうるのか、研究やイノベーションが進むごとに常に振り返りながら(reflexive)考え、さらに、集団としてどのような倫理をもつことが重要なのか、社会的合意をつくる必要があるのです。
そこで問題になるのは、未来への想像力、特にどのような世界や人間としての生き方をのぞむのかという、未来への社会技術的想像力です。
本ワークショップは、科学技術研究の最先端を走る研究者同士による「この技術がもたらす未来」についての対話を通じて研究倫理の現在の臨界とこれからのあり方を考える試みです。
研究について倫理的であるとは、どういうことでしょうか。研究倫理の柱は、大きく3つに分けられます。どのように研究を遂行するのか。何を研究の対象や主題とするのか。そして、その研究ともたらされるイノベーションは、いかなる社会的プロセスのもとで行われ、どのような影響をもたらすのか。
研究の遂行に関する倫理に関しては「ひやりはっと」事例集による学習が有効で、よく使われています。他方、研究対象と主題に関する倫理、および研究およびイノベーションのプロセスとその影響に関する倫理については、「問題となった」事例の検討だけでは十分とは言えません。なぜなら、研究やイノベーションが生み出す現実の変化と共に、何が問題になるのかそれ自体を手探りせざるを得ないからです。現在リスト化されている倫理的課題も、ある時点で問題化されたものに過ぎないから、どのようなことが倫理的に問題となりうるのか、研究やイノベーションが進むごとに常に振り返りながら(reflexive)考え、さらに、集団としてどのような倫理をもつことが重要なのか、社会的合意をつくる必要があるのです。
そこで問題になるのは、未来への想像力、特にどのような世界や人間としての生き方をのぞむのかという、未来への社会技術的想像力です。
本ワークショップは、科学技術研究の最先端を走る研究者同士による「この技術がもたらす未来」についての対話を通じて研究倫理の現在の臨界とこれからのあり方を考える試みです。
