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「想像×科学×倫理」研究倫理ワークショップ(第3回)

掲載日:2022年1月26日

基本情報

区分 学内限定
対象者 在学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年2月14日 16時30分 — 18時
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込

参加申込み、詳細につきましては下記ウェブサイトをご覧ください。
https://rinri.edu.k.u-tokyo.ac.jp/

申込受付期間 2021年12月10日 — 2022年2月13日
お問い合わせ先 「 想像×科学×倫理 」実行委員
rinri@edu.k.u-tokyo.ac.jp
新領域創成科学研究科では「想像x科学x倫理 ~Socio-technological imaginaries×Science×Ethics ~」と題して、研究倫理の現在とこれからのあり方を考えるワークショップ(3回シリーズ)を開催します。

研究について倫理的であるとは、どういうことでしょうか。研究倫理の柱は、大きく3つに分けられます。どのように研究を遂行するのか。何を研究の対象や主題とするのか。そして、その研究ともたらされるイノベーションは、いかなる社会的プロセスのもとで行われ、どのような影響をもたらすのか。

研究の遂行に関する倫理に関しては「ひやりはっと」事例集による学習が有効で、よく使われています。他方、研究対象と主題に関する倫理、および研究およびイノベーションのプロセスとその影響に関する倫理については、「問題となった」事例の検討だけでは十分とは言えません。なぜなら、研究やイノベーションが生み出す現実の変化と共に、何が問題になるのかそれ自体を手探りせざるを得ないからです。現在リスト化されている倫理的課題も、ある時点で問題化されたものに過ぎないから、どのようなことが倫理的に問題となりうるのか、研究やイノベーションが進むごとに常に振り返りながら(reflexive)考え、さらに、集団としてどのような倫理をもつことが重要なのか、社会的合意をつくる必要があるのです。

そこで問題になるのは、未来への想像力、特にどのような世界や人間としての生き方をのぞむのかという、未来への社会技術的想像力です。

本ワークショップは、科学技術研究の最先端を走る研究者同士による「この技術がもたらす未来」についての対話を通じて研究倫理の現在の臨界とこれからのあり方を考える試みです。
 

第3回「なめらかな都市、ざらつく都市:都市ゲノムとしてのデータと未来」  

日時: 2022年02月14日(月) 16:30~18:00
参加: ライブ / オンライン配信(申込フォーム https://forms.gle/rkuN3tyJSp8XxHqv6
登壇者:
出口敦 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 研究科長 / 社会文化環境学専攻 教授(都市計画・都市デザイン学)
瀬崎薫 東京大学 空間情報科学研究センター センター⻑ / 大学院新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 教授(通信・ネットワーク工学)
杉山将 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授 / 理化学研究所 革新知能統合研究センター センター長(機械学習)
コーディネータ:
福永真弓 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 准教授(環境倫理・環境社会学)
グラフィックレコーディング:
グラフィックカタリスト・ビオトープ (松本花澄 / 佐久間彩記)

詳細および第1回「進化はどこにいく:地球Bに生きる?」と第2回「人間はどこにいく:拡張する身体の現在と未来」の模様はウェブサイトをご覧ください。

第1回開催報告
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/information/category/event/4293.html
第2回開催報告
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/information/category/event/4319.html
「想像×科学×倫理」研究倫理ワークショップウェブサイト
https://rinri.edu.k.u-tokyo.ac.jp/

みなさまのご参加をお待ちしております。


 

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