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「デジタル資料を活用した防災教材・学習コンクール」授賞式シンポジウム

掲載日:2024年2月19日

基本情報

区分 その他
対象者 社会人・一般 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2024年3月1日 16時 — 18時
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
【授賞式シンポジウムの申込フォーム】
 https://forms.gle/rVsy6srcLur5B1ve7
申込受付期間 2024年2月19日 — 2024年2月29日
お問い合わせ先 東京大学 大学院情報学環 渡邉英徳 研究室(担当:特任研究員 大井将生)
E-mail:oi-masao519[@]g.ecc.u-tokyo.ac.jp
様々な災害が繰り返し深刻な被害をもたらされる中、日々風化してしまう災害の記憶・記録をいかに継承し、日常の中で防災意識を喚起すべきかが問われています。
そこで、東京大学大学院情報学環 渡邉英徳研究室はデジタル資料を活用した防災教材・学習コンクールを開催しました。

そして、「第1回 デジタル資料を活用した防災教材・学習コンクール -未来へつなげる-」の受賞作品が決定しましたことをお知らせいたします。
受賞作では災害を「自分ごと」として捉え自身の「問い」とデジタルアーカイブ資料が接続された探究学習成果や、デジタル空間と実空間を架橋し、子どもたちの見方・考え方を地域の視点から支援する教材など、命を守る防災教育/学習の新たな視座が提示されました。
 

様々な災害が繰り返し深刻な被害をもたらされる中、日々風化してしまう災害の記憶・記録をいかに継承し、日常の中で防災意識を喚起すべきかが問われています。東日本大震災後もトルコ・シリア地震や能登半島地震など、国内外で甚大な被害が生じています。
一方、各地の災害記録を伝える資料はデジタルアーカイブ化されつつあり、防災教育への活用が期待されています。しかしながら、その存在は周知されておらず、利活用が進展していません。このような環境の中、各地のデジタル地域資料やデジタルコンテンツなどを組み合わせた、新しい防災学習のあり方への検討が、今求められています。
 
本コンクールは、災害に関するデジタル資料やその教育活用事例の周知を図り、防災教育・学習におけるデジタルアーカイブ資料の活用を促進することを目的として開催しました。難しいテーマに加え、探究学習部門ではジャパンサーチを活用してJSON形式で提出する必要があるなど新しいチャレンジのコンクールでしたが、31件・約50名からご応募をいただきました。小学1年生から小中高の教員、図書館司書や研究者など多様な属性から応募があったことも本コンクール結果の特徴の一つです。
 
審査は、地震・防災・社会心理・情報デザイン・デジタルアーカイブなど第一線の専門家によって行われ、審査委員会による厳正な審査を経て、表彰する作品が決定されました。受賞作では災害を「自分ごと」として捉え自身の「問い」とデジタルアーカイブ資料が接続された探究学習成果や、デジタル空間と実空間を架橋し、子どもたちの見方・考え方を地域の視点から支援する教材など、命を守る防災教育/学習の新たな視座が提示されており、示唆に富んだ知見を社会に還元することできる点は本コンクールの大きな成果であると言えます。
 
これらの受賞作品は、2024年3月1日(金)に開催します授賞式シンポジウムで表彰いたします。また、当イベントでは受賞者による受賞作品のプレゼンテーションも行われます。皆様のご参加をお待ちしております。
 
【授賞式シンポジウムの申込フォーム】
 
(審査員)
目黒 公郎(東京大学 大学院  情報学環附属総合防災情報研究センター/生産技術研究所 教授)
関谷 直也(東京大学 大学院 情報学環附属総合防災情報研究センター 教授)
渡邉 英徳(東京大学 大学院 情報学環 教授)
柳 与志夫(東京大学 大学院 情報学環 特任教授)
井上 透 (岐阜女子大学 教授/日本デジタルアーキビスト資格認定機構 常務理事)
室谷 智子(国立科学博物館 理工学研究部 理化学グループ 研究主幹)
大井 将生(人間文化研究機構 人間文化研究創発センター 特任准教授)

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