第10回 東京大学医療技術評価国際シンポジウム
「医療政策・技術評価教育研究プロジェクト2017-2022総括報告」
及び
「新型コロナパンデミック国際共同研究年次報告」
日時:2022年12月21日(水)第1部16:30-18:40 第2部20:20-22:00主催:東京大学公共政策大学院 医療政策・技術評価研究ユニット
言語:日英同時通訳
共催:キヤノングローバル戦略研究所
後援:武蔵野大学国際総合研究所
プログラム
第1部 医療政策・技術評価教育研究プロジェクト2017-2022報告
2017年4月から,東京大学公共政策大学院では医療政策・技術評価に関する教育研究プロジェクト(HPTA)を開始しました。このHPTA では,中医協が2016年度から試行的に導入して2019年度に制度化した新HTA(医薬品・医療機器の費用対効果評価に基づく新薬価制度)をテーマとして,中医協側で担当する厚労省職員や産官学関連の専門家との協同が実現しました。
そこで、本シンポジウムでは,まず第1部として,これまでのHPTAの6年間(2017-2022年)の活動を総括するとともに,ドイツから専門家をお招きして,欧州における医療技術評価の最新事情と比較しながら,今後の日本の針路について考えます。
16:30-16:40 | 開会挨拶 東京大学公共政策大学院教授 城山英明 |
16:40-16:50 | 共催挨拶 キヤノングローバル戦略研究所理事長 福井俊彦 |
16:50-17:15 | 報告1:「HPTAプロジェクト及びHTAエキスパート養成プログラムの成果」 東京大学公共政策大学院特任教授 鎌江伊三夫 |
17:15-17:30 | 報告2:「産学連携HTA教育モデルの意義」 クレコンメディカルアセスメント株式会社 取締役最高業務責任者 小林 慎 |
17:30-18:30 |
招待講演: 「医療技術評価の国際的課題 – ドイツ, フランス, 及び日本を比較して」 |
18:30-18:40 |
第1部終了挨拶 東京大学公共政策大学院 院長 飯田敬輔 |
18:40-20:20 休憩
第2部 新型コロナパンデミック国際共同研究報告
東京大学公共政策大学院を拠点として,2021年12月から日立感染症関連研究支援基金による3年間の新型コロナパンデミック国際共同研究が開始されました。この第2部は,その紹介と1年目の進捗報告を目的とします。欧州,アジア,北アメリカの専門家達で構成された3グループが,公衆衛生と経済学の学際的分析や,検査戦略やワクチンのシミュレーション分析に関しての研究成果を報告し,これまで経験した事実と神話のギャップについて考えます。
20:20-20:25 | 研究代表者挨拶 東京大学公共政策大学院客員教授 大西昭郎 |
20:25-20:55 | アジアグループ進捗報告: 「エビデンスに基づく検査戦略」 鎌江伊三夫 東京大学公共政策大学院教授 小林 慎 クレコンメディカルアセスメント取締役最高業務責任者 渡邊 亮 神奈川県立保健福祉大学准教授 張啟仁 台湾 長庚大學特聘教授 WEE Hwee Lin シンガポール国立大学准教授 |
20:55-21:25 |
欧州グループ進捗報告:「公衆衛生経済学」
ウルフ・パーソン スウェーデン医療経済研究所教授・顧問
ピエール・Y・ジェオファール パリスクールオブエコノミックス教授
ヨルゲン・メーラー スウェーデン エビデラ副社長
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21:25-21:55 |
北アメリカグループ進捗報告: 「ワクチン接種予測シミュレーションのインパクト」
ハイミー・カロ エビデラ統括サイエンティスト, マクギル大学教授、英国ロンドンスクールオブエコノミックス実践教授
デブラ・シャウムバーグ 米国ユタ大学教授
ジャック・イシャク カナダ エビデラ副社長
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21:55-22:00 | 閉会挨拶 鎌江伊三夫 東京大学公共政策大学院特任教授 |
22:00 | 閉会 |