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特別展示『異形の美学-菱川法之博士 究極のチョウ&アンモナイトコレクション』

掲載日:2024年9月27日

基本情報

区分 展示
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2024年10月1日 — 2025年3月7日
開催場所 本郷地区
会場 東京大学総合研究博物館 本郷本館 企画展示室
場所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_13_04_j.html
交通:地下鉄丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩6分、地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩3分

開館時間・休館日・関連イベントはホームページをご覧ください
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
お問い合わせ先 東京大学総合研究博物館
050-5541-8600(ハローダイヤル)
チョウやアンモナイトを熱心に収集する愛好家は意外に多いものです。 色や形、大きさの多様性に加えて、珍品度や質の高さなども大きな魅力となります。 特に、本来の形・色彩とは異なる型や、異色な姿をした標本は、自然が創り出した唯一無二の造形美となり、収集家の心を惹きつけ、時には惑わすほどの憧れの対象となります。
本特別展では、日本蝶類学会会長・菱川法之博士が「異形の美学」を持って長年にわたり収集し、東京大学総合研究博物館へ段階的に寄贈されている、世界有数の異常型・極珍種のチョウ類コレクションおよび異常巻アンモナイトコレクションから、選りすぐりの珍奇かつ貴重な標本を一堂に展示・公開します。 また、それらの奇妙な形を作り上げた進化の過程や形成のメカニズムについても解説します。
「美学」という用語には、美の本質・原理などを研究する学問と、美しさに関する独特の考え方や趣味という二つの意味がありますが、菱川博士はまさにこの両面を体現していたことが、この展示から読み取れることでしょう。 稀少なチョウとアンモナイトの標本が放つ自然の神秘と美に触れながら、科学的な好奇心や探究心を抱いていただければ幸いです。

講演会
[1] 10月12日[土] 15:00 ー16:00
「貝の誕生からニッポニテスができるまで:軟体動物の進化史」 佐々木猛智(東京大学総合研究博物館・准教授)
[2] 10月26日[土] 15:00 ー16:00
「究極の化石と究極の珍蝶」 菱川法之(日本蝶類学会・会長)
[3] 11月30日[土] 15:00 ー16:00
「蝶と狂言」 山本東次郎(能楽狂言方大蔵流・人間国宝)
[4] 2025年2月1日[土] 15:00 ー16:00
「異形の美学とは?ー菱川博士チョウ類コレクションの魅力を語る」 矢後勝也(東京大学総合研究博物館・講師)
[5] 2025年3月1日[土] 15:00 ー16:00
「山岳・島嶼に生きる希少チョウ類の現状と保全」 矢後勝也(東京大学総合研究博物館・講師)
会場:東京大学総合研究博物館7階ミューズホール(集合場所は1階展示会場内)/定員:50名(先着順、申込不要)

展示制作・協力
主催:東京大学総合研究博物館
後援:日本蝶類学会、日本蝶類科学学会、日本鱗翅学会、日本昆虫学会、日本昆虫協会、日本古生物学会
特別協力:菱川法之
企画・総指揮:矢後勝也 佐々木猛智 / 副指揮:勝山礼一朗 佐藤英明 / 展示デザイン:洪 恒夫 吉田真司
グラフィックデザイン:関岡裕之 / 写真・映像:坂田潤一 佐藤英明 橋本憲明
協力:伊藤(紙屋)勇人 井上暁生 大澤夏子 河原章人 瀬戸山知佳 棚部一成 牧田 習 蓑原 茂

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