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特別展示『アヴェス・ヤポニカエ(5)――色彩の迷宮』

掲載日:2019年8月20日

基本情報

区分 展示
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2019年8月10日 — 2019年10月27日
開催場所 その他学内・学外
会場 インターメディアテク3階収蔵展示室「STUDIOLO」
東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3F
アクセス:JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結、千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分
時 間:11:00 - 18:00(金・土は20:00まで開館) *時間は変更する場合があります
休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、その他館が定める日
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
お問い合わせ先 03-5777-8600(ハローダイヤル)
 このシリーズは、日本画と、そこに描かれた鳥の標本を同時に展示し、鳥を見つめた画家の視点を提供する試みである。
 日本画に描かれる鳥はさまざまな色彩を持っている。画家たちは画材と技法を駆使し、その色彩を表現しようとしてきた。浮世絵に用いられた空摺り、日本画の裏彩色などもその例である。
 河辺華挙の編纂した『鳥類写生図』は粉本、すなわち鳥を描くときの手本となる図鑑あるいは紙に描いた標本であるが、ここには可能なかぎり正確に色彩を再現しようとした努力がうかがえる。羽毛そのものを貼り付けることで、粉本としての使命を全うしようとした例さえある。
 また、古今東西、好事家は珍かな色彩の花や鳥を求め、品種改良を繰り返した。変わり朝顔や金魚に熱中した日本人も、例外ではない。今回、本展示では「友竹斎」の手になる『禽鳥真画』を例に、野生種の色彩をどのように表現しているか、そして「フカワリ」すなわち斑変わりと表現されている変異個体をどれほど珍重したかを、合わせて紹介する。本当に色彩変異であるか、生物学的には別種であるかが疑わしい例も含まれるが、当時の画家の目と現代の科学者の目を使い分けながらお楽しみいただきたい。

主催 東京大学総合研究博物館

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