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特別展示『植物顔––日本・フィリピンの草木花実写真』

掲載日:2025年6月18日

基本情報

区分 展示
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2025年7月12日 11時 — 2025年11月9日 18時
開催場所 その他学内・学外
会場 JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3階
アクセス:JR東京駅丸の内南口から徒歩1分/丸ノ内線東京駅地下道より直結
千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
お問い合わせ先 東京大学総合研究博物館
050-5541-8600(ハローダイヤル)

[概要]

JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」が掲げる理念の一つは、アート&サイエンスにある。そのため、展覧会においては、東京大学の学術標本、すなわちサイエンスのために収集、製作、使用された各種の標本や什器が放つアートとしての魅力や潜在的価値を引き出す試みを続けてきた。
同時に、アート&サイエンスは、アートをサイエンスする試みでもある。アーティストは何に魅力を感じてどうアートを生み出すのか。その経緯は興味ぶかい研究対象でありうる。
今回の特別展示『植物顔––日本・フィリピンの草木花実写真』では、フィリピンの写真家、ジャン・マヨがレンズを通して表現する花と顔(貌)のアートの魅力を提示する。古来、花は人々が愛でるもの。一方、人の魅力を象徴するとされる顔。両者の融合をとおして新たなアートを追求してきたマヨの感性をインターメディアテクの展示空間で表現する。
フィリピン国立自然史博物館では、「Faces and Flora」と題したマヨの写真展が2024年に開催された。フィリピン在来植物から着想を得た同展を発展させ、インターメディアテクならではの編集のもと、日本の在来植物も含めた植物と人の表情のアート性を喚起するのが、今回の展示である。
準備にあたっては、写真家マヨの感性を刺激した東京大学大学院理学系研究科附属小石川植物園の植物の検証もおこなった。それは、フィリピンと日本の植生比較調査に他ならず、かつ、アートの素材をうむ風土の理解にもつながるものとなった。
この企画は、東京大学総合研究博物館とフィリピン国立博物館が2023年に更新した学術交流協定の成果の一部である。また、両国の国交正常化70周年を次年度に迎える中、2025年日比友好月間に今回の展示を開催することは文化外交の一環としても大きな意義をもつこととなるだろう。

主催:東京大学総合研究博物館+フィリピン国立博物館
特別パートナーフォトグラファー:ジャン・マヨ
メインパートナー:フィリピン共和国大使館
協力:フィリピン大学生物学研究所|フィリピン分類学イニシアチブ|東京大学大学院理学系研究科附属植物園|山階鳥類研究所
協賛:富士フィルム株式会社|国際交流基金マニラ日本文化センター|フィリピン博物館財団

【関連イベント】
レクチャー&トークセッション『「植物顔」のコンセプトを読み解く』[近日情報公開予定]
2025.7.12

 

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