特別展示『アヴェス・ヤポニカエ(7) ——日々是鳥日』

基本情報
区分 | 展示 |
---|---|
対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2021年7月26日 — 2022年3月27日 |
開催場所 | その他学内・学外 |
会場 | インターメディアテク [STUDIOLO] 東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE2・3F アクセス:JR東京駅丸の内南口徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結、千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分 時 間:11時-18時(金・土は20時まで開館) *時間は変更する場合があります 休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下の来館者へのお願いを事前にご確認の上、ご来館いただきますようお願いいたします。 [1] 入館の際はマスクの着用、咳エチケット、手洗いや手指消毒にご協力ください。 [2] 入館時に検温を実施させていただきます。37.5度以上の発熱が確認された場合、ご入館をお断りさせていただきます。 [3] 過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。 [4] 館内では他の来館者との距離をできるだけ2m取るように心がけてください。 [5] 館内ではお静かにご鑑賞いただくようお願いいたします。 [6] 展示物及び展示ケース、使用を中止している機器や壁にはお手を触れないようお願いいたします。 [7] 館内の混雑状況により、入館規制を行う場合があります。 [8] 10名以上での団体・グループでの入館はご遠慮いただきますようお願いいたします。 |
参加費 |
無料
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申込方法 | 事前申込不要 |
お問い合わせ先 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
シーズン1 2021.7.26-10.31
シーズン2 2021.11.2-2022.1.10
シーズン3 2022.1.12-3.27
このシリーズは、日本画と、そこに描かれた鳥の標本を同時に展示し、鳥を見つめた画家の視点を提供する試みです。
河辺華挙の編纂した『鳥類写生図』は粉本、すなわち鳥を描くときの手本となる図鑑あるいは紙に描いた標本です。今回はそのような断面にフォーカスしたものではなく、ただ一巻の絵巻物を、最初から最後まで見通す企画です。この第拾七巻は「この巻のみ悪徒に貸し出すこと厳禁」と記され、華挙とその画塾にとって、シリーズの中でも重要な巻であったことが窺われます。しかしながら、そこに描かれた鳥は、日本画の格好の題材となった孔雀や鷹ではなく、意外なほどありふれたものでした。日々の暮らしの中で見かける鳥たちを写実的な筆致で描き、時折、色鮮やかな外国産の飼い鳥に紙面を割いています。それはあたかも、何気ない日々の暮らしと、たまに訪れるハレの日のようです。パンデミックによって激変した世界に暮らす今だからこそ、この「長年の研鑽の末の、何気ない日常」のごとき一巻を鑑賞していただきたいと考えた次第です。
この巻は約16メートルの長さがあるため、前、中、後の三部に分けて展示公開を行います。画家が鳥を見つめた日々をお楽しみください。
主催 東京大学総合研究博物館
シーズン2 2021.11.2-2022.1.10
シーズン3 2022.1.12-3.27
このシリーズは、日本画と、そこに描かれた鳥の標本を同時に展示し、鳥を見つめた画家の視点を提供する試みです。
河辺華挙の編纂した『鳥類写生図』は粉本、すなわち鳥を描くときの手本となる図鑑あるいは紙に描いた標本です。今回はそのような断面にフォーカスしたものではなく、ただ一巻の絵巻物を、最初から最後まで見通す企画です。この第拾七巻は「この巻のみ悪徒に貸し出すこと厳禁」と記され、華挙とその画塾にとって、シリーズの中でも重要な巻であったことが窺われます。しかしながら、そこに描かれた鳥は、日本画の格好の題材となった孔雀や鷹ではなく、意外なほどありふれたものでした。日々の暮らしの中で見かける鳥たちを写実的な筆致で描き、時折、色鮮やかな外国産の飼い鳥に紙面を割いています。それはあたかも、何気ない日々の暮らしと、たまに訪れるハレの日のようです。パンデミックによって激変した世界に暮らす今だからこそ、この「長年の研鑽の末の、何気ない日常」のごとき一巻を鑑賞していただきたいと考えた次第です。
この巻は約16メートルの長さがあるため、前、中、後の三部に分けて展示公開を行います。画家が鳥を見つめた日々をお楽しみください。
主催 東京大学総合研究博物館