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2019年7月13日:IRCN一般講演会『予測する脳・発達する脳』

掲載日:2019年5月31日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2019年7月13日 13時30分 — 15時30分
開催場所 その他学内・学外
会場 日本科学未来館 未来館ホール(お台場)
 アクセス:https://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/
定員 300名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
下記の応募フォームよりお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/1rPbiOBwHaMSa-qU1zUkv4wlVuhsntGIcHCBkhVTOM1c/

締切:7月5日(金)※空席がある場合は当日参加を受け付けます。

一般講演会は応募者多数となりましたので、募集を締切とさせていただきました。
空席がある場合は当日参加を受け付けます。
引き続きお問い合わせにつきましては下記までお寄せください。
この度は多数のお申込、ありがとうございました。

 
お問い合わせ先 Tel: 03-5841-4140 / Email: press_at_ircn.jp(IRCN広報)*_at_を@に変えてお送りください
『ヒトの知性』はどのように生じるのでしょうか?-IRCNでは未だにブラックボックスと考えられている「脳」に対する根源的な問いに迫っています。

今回の一般講演会ではヒトの言語習得や自己認知・他者共感に関する最先端の研究をわかりやすくお話するとともに、ヒトの脳の可能性について作曲家も交えてディスカッションを行うことにしております。

皆様のご参加をお待ちしております。

*詳細は下記もしくはこちら(PDF)をご参照ください



 
プログラム
ニューロインテリジェンス国際研究機構のご紹介
ヘンシュ 貴雄 IRCN機構長・主任研究者
 
講演1: 赤ちゃんの言語発達の不思議:予測する脳と影響し合う脳の役割
講師: 辻 晶 IRCN主任研究者

赤ちゃんは生まれる前から母国語を学んでいると考えられています。赤ちゃんは聞くことによって言語における規則性を見い出し、話している人が次に何をいうかを予測することもできます。赤ちゃんは生まれた段階ですでに母国語のリズムを予測できるまでになっているため、他の言語との違いも認識しています。
それではなぜ赤ちゃんは大人よりはるかに早いスピードで母国語を学ぶことが出来るのでしょうか。双方向なコミュニケーションなど社会環境の違いがどう言語習得に影響を与えるかの実証実験をご紹介します。
 
講演2: 予測脳の発達:ロボットを創ることでヒトを理解する
講師: 長井 志江 IRCN主任研究者

ヒトの脳はどのように発達し、さまざまな能力を獲得するのでしょうか。その謎に迫るアプローチの一つとして、ロボットの脳を創るという方法があります。ヒトの脳を模した人工的な脳(ニューラルネットワーク)を設計し、それをロボットに実装して多様な条件下で学習や発達の過程を解析することで、ヒトの脳が知的な行動を生み出す仕組みを解き明かすことができます。脳の基本原理である予測符号化に着目した研究を紹介します。「予測する機械」といわれる脳が、環境との相互作用をとおしてどのように自己を認知し他者と共感するようになるのかを、ロボットを用いた実験によって示します。
 
座談会: ヒトの脳の可能性
モデレーター: 望月 京 作曲家 明治学院大学文学部教授

 
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