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Beyond AI 研究推進機構公開セミナー【第4回】サイエンスカフェ

掲載日:2022年1月5日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 大学生
開催日(開催期間) 2022年1月17日 17時 — 18時
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
下記URLより、お申し込みください。
https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/beyondai0117/sc/
申込受付期間 2021年1月5日 — 2022年1月17日
Beyond AI 研究推進機構の特徴は、「AIに特化した基礎研究(中長期研究)」と「社会実装を念頭においた応用研究(ハイサイクル研究)」の2つの研究領域が互いに成果や課題、人材を共有し交流させることです。最先端のAI研究を行う基礎研究(中長期研究)と、実務性と機動性を備えた組織体制でAI技術の社会実装を推進する応用研究(ハイサイクル研究)とのシナジー効果によって、AI技術の社会実装を推進し、よりよい社会の実現を目指しています。

サイフェンスカフェはBeyond AI研究推進機構が開催する公開セミナーで、基礎研究(中長期研究)の研究リーダーとサイエンスコミュニケーターとの対談の形式により、研究内容の社会発信を試みます。 研究リーダーのそれぞれの研究が、AIを通して、どのように進展してゆくのか、また、その進展の向こう側で、その研究の成果が社会とどのような関わりを持つかなど、について毎回テーマを設定して、発信してまいります。
第4回は、歴史学研究において技術史および社会史を専門とする、久野 愛准教授(情報学環)と「AIと社会」をテーマに技術開発の倫理的問題や社会的影響など、AIの社会性について対談を行います。今回は、AI研究で国際的に活躍する、オーフス大学のShuang Lu Frost講師をゲストスピーカーにお迎えします。

AIを含め情報テクノロジーの発展は、人類の歴史においてこれまでにない技術的進歩をもたらし、経済発展や日常生活の利便性向上に大きく寄与してきました。しかしながら、そうした技術開発が社会的マイノリティの排除を助長したり、貧富の格差など社会的不平等を拡大する要因になりうることも近年指摘されています。こうしたAIが引き起こしうる社会問題の一端は、AIの開発やその利用が必ずしもニュートラルなものではなく、社会的・文化的・政治的影響を多分に受けたものであることとも関係しています。そしてそれは、技術開発者や研究者が、それぞれの社会規範や文化的価値観・倫理観などの影響を無意識的にも受けており、彼らの理想とする技術やそれによって達成される新しい社会のあり方にも反映されうることを意味しています。こうした、社会的コンテクストに規定されるAI開発に着目し、AIが社会をどう変えるのか、様々な角度から語り合います。

使用言語:英語(同時通訳あり)
視聴者の方々もチャットを通して気軽にご参加していただけます。 皆さんが投げかけて頂いたご意見やご質問が議論の種になるかもしれません。
講 師:久野 愛(大学院情報学環・准教授)
    Shuang Lu Frost(オーフス大学・講師)
ファシリテーター:高祖 歩美(情報システム研究機構 国立遺伝学研究所・広報室長)
テーマ:「Social Imaginary of AI in East Asia」
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