第46回オープンセミナー 中国を深く理解する方法としての「革命―ポスト革命」

　HMCではフェローの先生方を中心に定期的にオープンセミナーを行い、研究成果を発信しております。
 
　今回は「中国を深く理解する方法としての＜革命―ポスト革命＞（作为深入理解中国方法的“革命-后革命”）」（東京大学東アジア藝文書院共催）というタイトルで賀照田先生にご研究をお聞かせ頂きます。
 
　賀照田先生は、中国社会科学院文学研究所の研究員であり、東アジアの現代性に注目し、現代中国の分析および中国革命の認識構造の再検討を中心に論考を発表されています。今回のセミナーでは、中国の思想・哲学がご専門の石井剛先生、中国の文学・思想がご専門の鈴木将久先生も加わり、現代中国を認識する方法についての議論がなされる予定です。
 
報告者：賀 照田（中国社会科学院文学研究所研究員）
コメンテーター：石井 剛（東京大学総合文化研究科教授）
司会：鈴木 将久（東京大学人文社会系研究科教授）
 
【概要】
　いかに現代中国を深く理解するか、それは多くの中国研究者が関心を寄せ、真摯に探究している課題である。賀照田氏はこの問題を長年にわたり研究し、その成果で学界の注目を集めている研究者である。彼は長年の研究と思考をもとに、「革命―ポスト革命」という認識および研究方法を導きだした。
　このセミナーでは、賀照田氏に現段階での総括になる研究と思考の成果を報告してもらう。現代中国を深く理解したいと望む人々の参加をお待ちしている。彼の報告を聞き、ともにこの重要な課題を考えることができたら何よりである。


✴︎講演および対談は中国語で行われますが、日本語通訳付きですので、中国語をお使いにならない方にもご参加いただけます。また、今回のセミナーは変則的に木曜日の夜に行われます。お申込の際、開催日時にご注意ください。