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オンライン開催:食品安全確保の強化を目指して-WHOの食品安全決議をふまえた日本の取り組み

掲載日:2020年11月16日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2020年11月27日 15時 — 17時
開催場所 その他学内・学外
会場 オンライン開催(ZoomウェビナーまたはYouTubeで視聴いただけます)
定員 300名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
申込フォームからお申し込みください。参加申込の方に、11月25日(水)に招待URLをメールにてお送りします。
申込受付期間 2020年11月16日 — 2020年11月25日
お問い合わせ先 東京大学未来ビジョン研究センター
技術ガバナンス研究ユニット事務局
ifi_tg★ifi.u-tokyo.ac.jp(★を@に置き換えてください)
主催:厚生労働科学研究「食品行政における国際整合性の確保と食品分野の国際動向に関する研究」研究班(代表:渡邉敬浩 国立医薬品食品衛生研究所安全情報部 第一室長)
共催:厚生労働省、東京大学未来ビジョン研究センター
言語:日本語

【開催趣旨】
世界保健機関(WHO)の総会では、2000年以降、10年ごとに食品安全決議を採択してきました。本年はその節目の年であり、新たに「食品安全決議・食品安全への取り組みの強化(Food Safety Resolution:Strengthening efforts on food safety)」を採択しました。

食の安全の問題は、グローバル化の進展、気候変動のような長期的課題、SDGsを重視する新たな価値観への対応、新規技術・イノベーションの導入などの新たな課題に加えて、従来からの食へのアクセス・栄養の確保といった根本的な問題など、様々な問題を包含します。このため、その解決には、国際機関・国・事業者・消費者が多層的に議論し、問題認識の共有をしていくことが求められます。WHO総会で食品安全決議が採択された本年は、まさに、WHOやコーデックス等の食品安全を担う国際機関、そして日本を含む各国の公衆衛生担当省庁が、数ある公衆衛生の課題のなかで、食品安全分野にどのように取り組めばよいのかを検討する、重要なタイミングと言えます。

本シンポジウムは、WHOにおける食品安全に関する取り組みの進展と今回の食品安全決議をふまえ、現在我々が直面している問題や、将来的に取り組むべき新たな課題を十分に関係者間で共有することを目的としています。まず、第一部では、WHOの事務局長補(Universal Health Coverage / Healthier Populations)の山本尚子氏から、本食品安全決議の意義と日本への期待を述べていただき、その後、WHOのユニバーサル・ヘルス・カバレッジ/健康づくり局、栄養・食品安全部の山本ライン氏より基調講演で食品安全決議の具体的内容についてご講演いただきます。

続く第二部では、本シンポジウムを主催する厚生労働行政推進調査事業費補助金 食品の安全確保推進研究事業の研究班が、本決議の動向を踏まえて昨年度実施した研究課題の背景と目的について厚生労働省国際食品室の扇屋りん室長からご説明いただいたうえで、それぞれの研究分担者(山口大学 豊福肇 教授、熊谷優子 和洋女子大学 教授、太田亜里美 新潟県立大学 准教授)から、ご報告いただきます。
登壇者:
山本尚子(WHOユニバーサル・ヘルス・カバレッジ/健康づくり担当事務局長補)
山本ライン(WHOユニバーサル・ヘルス・カバレッジ/健康づくり局、栄養・食品安全部サイエンティスト)
扇屋りん(厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全企画課 国際食品室長)
豊福 肇(山口大学 共同獣医学部 教授)
熊谷優子(和洋女子大学家政学部 健康栄養学科 教授)
太田亜里美(新潟県立大学 人間生活学部 健康栄養学科 准教授)
渡邉敬浩(国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 第一室室長)

司会:松尾真紀子(東京大学 公共政策大学院 未来ビジョン研究センター 特任准教授)

プログラム等最新情報・参加申込方法は、未来ビジョン研究センターウェブサイトのイベント情報をご参照ください。
 
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