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「雲仙火山」火道掘削工事終了記者発表

「雲仙火山」火道掘削工事終了

プロジェクト概要

  文部科学省科学技術振興調整費による総合研究「雲仙火山:科学掘削による噴火機構とマグマ活動解明のための国際共同研究」(通称:雲仙科学掘削プロジェクト 研究代表者 宇都浩三〔(独)産業技術総合研究所〕、研究リーダー 中田節也〔東京大学地震研究所〕)は、雲仙火山のマグマ上昇・噴火機構および火山形成史・三次元構造の解明を目的として平成11年度に開始した6年計画の国際研究プロジェクトです。第II期(平成14~16年度)においては世界に例を見ない高温のマグマを取り出す火道掘削を実施中です。

    本火道掘削においては、6月15日に約1,750mまで掘進した段階で、火道から派生したと推定される新鮮な火砕岩脈を発見しました.その後,断続的に円柱状の岩石(コア)を採取し続けており、7月6日に掘削作業を終える予定です。 
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