知識の構造化とネットワーク型知識基盤の構築シンポジウムの開催記者発表

知識の構造化とネットワーク型知識基盤の構築シンポジウムの開催 |
知識の構造化とネットワーク型知識基盤の構築シンポジウム
領域化によって深化した知識は,非専門家はもとより専門家とっても受容しがたい状況となっており,複雑化した知識の活用のためには,領域間の「インターフェーシング」によって「知識を構造化」する必要があるといわれて久しい.学際領域における「領域融合型イノベーション」を目指して,「知識の構造化」を実践し,「ネットワーク型知識基盤」の構築を試みる.
日時:平成16年9月18日(土)10:00~18:00
場所:武田先端知ビル武田ホール(東京都文京区弥生2-11-16 東京大学浅野キャンパス)
主催:学術創成研究費プロジェクト
「学術創成のための知識の構造化とネットワーク型知識基盤の構築」
代表者:松本 洋一郎(東京大学大学院工学系研究科)
プログラム
午前の部 司会:堀井 秀之(東京大学大学院工学系研究科)
10:00-10:30 学術俯瞰と自然科学統合化プロジェクト
小宮山 宏(東京大学副学長)
10:30-10:40 知識の構造化とネットワーク型知識基盤の構築
松本 洋一郎
10:40-11:10 大規模電子構造計算法の開発:マルチスケール材料物性学と亀裂伝播過程
藤原 毅夫
11:10-11:30 休 憩
11:30-12:00 分子動力学からナノ材料合成まで:ナノチューブ合成の多重スケール解析
丸山 茂夫
12:00-12:30 量子力学から連続体力学へ:非平衡流れの多重スケール解析
松本 洋一郎
12:30-13:00 マイクロバブルによる水処理の多重スケール解析
高木 周
午後の部 司会:松本 洋一郎(東京大学大学院工学系研究科)
14:00-14:30 第二種基礎研究と知識の構造化
吉川 弘之(産業技術総合研究所理事長)
14:30-15:00 文献情報を中核にした知識の構造化 ―生命科学分野の知識統合―
辻井 潤一
15:00-15:30 知の構造化システムの開発
美馬 秀樹
15:30-16:00 水道水質基準の改訂における議論の構造化
片山 浩之
16:00-16:20 休 憩
16:20-16:50 構造化された知識の活用の方法論
堀井 秀之
16:50-17:20 第二種基礎教育と構成学的システムインテグレーション
伊東 乾
17:20-17:50 知を活かす-薄膜成長を例として-
野田 優