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東大病院 建設中の新病棟の壁画デザインを公募記者発表

東大病院 建設中の新病棟の壁画デザインを公募


東大病院は、11月1日(月)から26日(金)まで、現在建設中の新病棟の壁画デザインを一般公募することといたしました。

今回公募するのは、縦18m×横23mのスペースに、タイルを計54,000枚使用して壁画をデザインする作品です。タイルを使った大規模な壁画デザインは、最近の建築物では非常にめずらしい試みといえます。(縦6cm×横10cmの5種類のタイルを使用)


タイル壁画という専門ジャンルがないことから、審査委員には、遠山敦子元文部科学大臣、桐野高明 東大副学長に加え、建築学の専門家である長澤泰東大建築学科教授、グラフィックデザインの専門家である河北秀也東京芸術大学デザイン科教授など、各ジャンルの専門家にご参加いただき、幅広い見地から審査することと致しました。 また、東京大学内での一般投票や、東大病院の患者様からの投票なども同時に実施する見込みです。

公募対象には特に制限を設けないものの、東京芸術大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部のご協力を得ることで、優秀な作品の応募を期待できるものと考えております。

今回対象となる新中央診療棟は、2006年3月の竣工を予定しており、救急部の拡充、手術室の大幅増設、将来のヘルスケアビジネスを視野に入れた22世紀医療センターを開設するなど、これまでの外来棟・入院棟に次ぐ、第三の病棟として、東大病院の戦略的拠点となる見込みです。

今回、このような新病棟の先進的な試みの象徴として、「明るさ」「未来」「思いやり」をテーマにした壁画デザインを広く公募することといたしました。

審査委員会は11月30日(火)に開催し、最優秀作品は、壁画として採用することを予定しております。(副賞:賞金50万円、およびホームページでの掲載)

【ご参考】

◆東大病院: 東京大学医学部附属病院 院長 永井良三、 所在地:東京都文京区本郷7-3-1

◆壁画デザイン公募ホームページ: http://www.h.u-tokyo.ac.jp/compe.html

◆新中央診療棟:
新中央診療棟の第II期工事分であり、現在注目を集めているデイ・サージェリー等に対応するため手術室を拡充するなど、様々な患者ニーズに対応していく体制となる。また、遺伝診療や細胞・組織工学的治療に関わる、組織バンク、CPCを集中的に整備し、高度で先端的な臨床医療も試みていく予定。

◆22世紀医療センター:
22世紀医療センターは、東大病院の産学連携の拠点として位置づけられ、15以上の寄付講座が設置される予定。医療に対する消費者、患者のニーズは多様化しており、これらの要望に応じた医療を提供するため、病院で提供してきた医療に限らず、その周辺にある予防医学、健康管理サービス、ITを取り入れた新薬開発等、再生医療等に取り組んでいく。

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