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東京大学理事池上久雄がフランス共和国より国家功労勲章叙勲記者発表

東京大学理事池上久雄がフランス共和国より国家功労勲章叙勲

  池上久雄 国立大学法人東京大学理事(日仏経済交流会(パリクラブ)会長)は、このたびフランス共和国から国家功労勲章シュヴァリエに叙されることとなりました。
  これについて、池上理事は「仏国での貿易、投資等の業務や日仏経済交流会等を通じて仏国とかかわりを持ってきたことが勲章をいただくことになったことと思いますが、大変名誉なことであると存じます」とコメントしています。
  なお、叙勲式は、12月10日にフランス大使公邸にて執り行われることになっています。


 池 上 久 雄
   1965年   東京大学法学部卒業
   1965年   三菱商事(株)入社
   1974年   仏国三菱(株)総務業務部長
    ~
   1980年
   1986年   米国三菱商事(株)上席副社長(人事総務・パブリックリレーション担当)
    ~
   1991年
   1991年   三菱商事(株)参与・職能担当役員補佐(人事・事業投資担当)
    ~      兼 人事厚生部長
   1998年
   1998年   (社)日本貿易会常務理事
    ~
   2003年
   2000年   (社)日本貿易会常務理事
    ~       兼 国際社会貢献センター(NPO)理事長
   2003年
   2004年   (社)日本貿易会参与
            兼 国際社会貢献センター顧問
   2004年4月 国立大学法人東京大学理事

〔その他の活動〕
   ・文部科学省大学設置・学校法人審議会委員
   ・文部科学省国際理解教育研究会座長

 

〔国家功労勲章について〕

〔歴史〕
  国家功労勲章は1963年12月3日の政令によって創設された、レジオン・ドヌール勲章と共に大統領の決定により、フランス政府から与えられる勲章である。慣習としてレジオン・ドヌールより先に国家功労勲章を叙勲する場合が多い。青いリボンは、16世紀の、ヘンリー三世によって設けられた「聖霊勲章」の名残である。

〔組織〕
  名誉総裁は共和国大統領である。レジオン・ドヌール勲章の総裁が議定官会議の議長を務める。

〔ノミネーションと昇級について〕
  全て大統領の政令による。
  この勲章には三つの Grade と呼ばれる等級-シュヴァリエ Chevalier(5等)、オフィシエ Officier(4等)、コマンドゥール Commandeur(3等)-があり、さらにその上に Dignite-グラントフィシエ Grande officier(2等)とグランクロワ Grand-Croix(1等)-が存在する。フランスの国民がシュヴァリエに叙されるには、公職、軍職または一定の職業に最低15年勤続している事を証明しなければならない。オフィシエに昇級するためには5年前からシュヴァリエでなければならず、コマンドゥールの場合は3年間オフィシエでいるという決まりがある。
  国家功労勲章の創設に関わる政令の第19条にはただ単に「フランスに対して功績のあった外国人」と記されている。フランス人の選考に用いられる基準の功績や人格に関するものは大体において外国人にも充当する。但し勤続年数と等級間の年数については例外である。

〔フランス大使館ホームページより〕

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