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6大学、Opencourseware(講義情報公開)を通じ日本の大学教育を世界へ発信記者発表

6大学、Opencourseware(講義情報公開)を通じ日本の大学教育を世界へ発信

                                        2005年5月9日
報道関係各位 

6大学、Opencourseware(講義情報公開)を通じ日本の大学教育を世界へ発信

大阪大学

                                  京都大学

                                  慶應義塾大学

        東京工業大学

        東京大学

        早稲田大学

このたび上記 6大学は、教育のグローバル化が進展する中で、21世紀における大学の役割が知の創造と社会への還元にあることを強く認識し、「日本OCW連絡会」を組織して、MIT(マサチューセッツ工科大学、Susan Hockfield学長)が提唱するOCW(OpenCourseWare)規格に準拠した講義情報の公開を通じ、国際的なレベルでの知の発信に積極的に取り組むことにしました。

21世紀は知の世紀といわれ、知の創造と発信・流通が、産業・文化・教育などあらゆる分野の構造を劇的に変化させると予測されています。知の創造拠点である大学は、従来、教育の公開に関しては、各大学の個別のレベルでの公開講座など、極めて限定された範囲内で行なってきました。近年、大学教育の国際的なレベルでの評価が進むにつれて、日本の大学も国際社会に貢献すべき情報発信を積極的に行っていかないと世界から取り残されることにもなりかねないという認識がでてきました。

大阪大学(宮原秀夫学長) 、京都大学(尾池和夫学長)、慶應義塾大学(安西祐一郎塾長)、東京工業大学(相澤益男学長)、東京大学(小宮山宏総長)、早稲田大学(白井克彦総長)の6大学は、こうした日本の大学教育の国際的なレベルにおける情報公開の現状に対して危機的な認識を共有し、6大学が連携して強力に本課題に取り組むことに合意しました。

今回、協力関係を結ぶ米国MITは、OCWを通じて国際的に注目され、かつ非常に多くの利用者を獲得しています。「日本OCW連絡会」に参加する上記6大学は、MITのOCWの講義情報公開形式に準じた形式で当初10コース程度の講義情報を無償公開し、MITがすでに確立している世界50万人のユニークユーザベースに直接連携することで、日本を代表する知の世界発信を加速することを目指します。

「日本OCW連絡会」は事務局を慶應義塾大学におき、上記6大学間およびMITとの連携を強化し、積極的に成果を公開していく予定です。つきましては、下記のとおり記者会見を開催致しますので、是非ご出席下さいますようお願い致します。

参考:日本OCW連絡会ホームページ: http://www.jocw.jp/

MIT OCWホームページ: http://ocw.mit.edu/

日時:2005年5月13日(金) 13:00‐14:00

場所:ホテルニューオータニ ガーデンコート5階 アリエスの間

〒102-8678 千代田区紀尾井町4-1(http://www.newotani.co.jp/tokyo/access.html)

出席者:
大阪大学副学長 鈴木直

京都大学副学長 東山紘久

慶應義塾大学塾長 安西祐一郎

東京工業大学学長 相澤益男

東京大学総長 小宮山宏

早稲田大学総長 白井克彦

*MITのSusan Hockfield学長よりビデオレターが寄せられています。
*記者発表後、各大学の担当者から個別説明を致します。MIT関係者も出席致します。

  • 取材についてのお願い
  • 会場前の受付にて貴社名・ご芳名を記入するか、名刺をお渡しください。
  • 会場設営の関係上、5/12(木)中にカメラ台数、取材される方の人数等を慶應義塾総務部広報担当宛ご連絡下さいますようお願い致します。
  • 【本件に関する問合せ・連絡先】
  • 日本OCW連絡会事務局 
  • TEL:03(5418)6571 E-mail:jocw@dmc.keio.ac.jp

*こちらのリリース文は、文部科学記者会、各新聞社・TV局社会部、東京支社(局)にお送りしております。

 

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