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東京大学コレクションXX 『関野貞アジア踏査-平等院・法隆寺から高句麗壁画古墳へ』展記者発表

東京大学コレクションXX 『関野貞アジア踏査-平等院・法隆寺から高句麗壁画古墳へ』展

                       

東京大学コレクションXX
『関野貞アジア踏査-平等院・法隆寺から高句麗壁画古墳へ』展
記者発表のご案内

開催要旨

19世紀末から20世紀初めにかけて、古文化財の調査・研究に大きな功績を残した建築史家、関野貞(1867~1935)の仕事をふりかえる展覧会です。関野は40年ほどの研究歴の中で日本・朝鮮半島・中国を広く踏査し、後に文化財とよばれるようになる諸物件を先進的な手法を用いて次々に調査、研究していきました。文化財の扱いがまだ確立されていなかった頃に、その修復や保存、公開にまで尽力しています。いわば東アジアにおける文化財研究の先駆者の一人です。
  今回の展示では、特に奈良と朝鮮半島における関野の文化財踏査の足跡をたどり、その仕事の意義を検証してみます。膨大な数に上るフィールドカード、乾板写真、評価修復に関わった平等院鳳凰堂、法隆寺、薬師寺など古社寺の模型、図面、東アジア古建築の瓦、朝鮮古墳関連資料などが主たる展示物です。近年世界遺産に指定された高句麗古墳を保存すべく関野が制作した壁画実大模写も展示されます。

当日、受付にて資料を配付いたします。また一般公開に先立ち、1F展示ホールにおいて午後4時30分より内覧会を開催いたしますので、併せてご案内申し上げます。

2005年5月吉日
東京大学総合研究博物館

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