PRESS RELEASES

印刷

東京大学公開講座「ロボット新世紀」の開催について記者発表

東京大学公開講座「ロボット新世紀」の開催について

平成18年9月5日
東 京 大 学

東京大学公開講座「ロボット新世紀」の開催について

1.東京大学公開講座について
 東京大学では、成人一般・大学生・高校生を対象として,東京大学で得られた教育研究の成果をわかり易く講義し,社会に開かれた大学としての使命を果たすことを目的として,「東京大学公開講座」を開催しています。
東京大学公開講座は、今回で105回目をむかえ、50余年という大変長い歴史を持っています。熱心な受講者も多く、地域貢献や生涯学習の一環として地域の方々にも親しまれています。
年2回(春・秋)、土曜日の午後に5週にわたって開催し、5日間のうち3日以上出席された方には、希望により修了証を発行しています。

2.「ロボット新世紀」開講にあたって
 第105回東京大学公開講座企画委員会
 委員長 武市正人
 (東京大学大学院情報理工学系研究科長)

 今回の東京大学公開講座「ロボット新世紀」では、著しい発展をとげているロボットに関わる学問の世界を多様な視点から紹介して、お越しいただいたみなさまとロボットと創る未来を描いてみたいと考えています。
目を見張る最近のロボット技術の背後には、これまでのさまざまな分野における科学技術の歴史と発展があります。はじめに、「ロボットのあゆみ」ではこうした背景に触れながらロボット活用の場面を眺めることにします。次いで、「ロボットと社会」ではロボットが利用されている状況と社会との関わりについての講義の後、パネル討論で議論します。最近のロボットには高い知的な行動を見ることができますが、ロボットの知はどこまで人間の知能に近づき、どこまで運動能力を高められるのでしょうか。第3回「ロボットと知」では、人間の発達過程とロボットの関わりやロボットの脳を創る技術を扱い、第4回の「ロボット解剖学」ではロボットの身体について最先端の技術を紹介します。最終回の第5回には、ますます広がるロボットの世界とあらたな展開を見せるロボット技術による未来の社会を展望します。
「ロボット新世紀」と名付けたこの公開講座では、東京大学の多くの教員が講義・討論に参加します。ロボットは今後、ますます社会で真価を発揮することになるでしょう。人間と社会に貢献するロボットの新世紀を担う学問の発展と技術の展開をみなさまと一緒に期待したいと思います。

3.ホームページ
  http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/d04_01_j.html
 (東京大学のホームページ → 社会人・一般の方へ → 公開講座)

 

 

アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる