「東京大学附属図書館 秋の特別展示 東京大学創立130周年・総合図書館再建80周年記念特別展示会 -世界から贈られた図書を受け継いで-」記者発表
「東京大学附属図書館 秋の特別展示 東京大学創立130周年・総合図書館再建80周年記念特別展示会 -世界から贈られた図書を受け継いで-」
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<特別展示>
期 日:平成19年11月1日(木)~14日(水)(土・日・祝日も開催)
時 間:10時~18時 (11月9日は20時まで)
場 所:東京大学 総合図書館 (入場無料)
内 容: 今年、東京大学は明治10年の創立より数えて130周年の記念すべき年を迎えましたが、図書館も同じ年に設置されていますので、この130年間、大学と共に歩んできたことになります。
一方、現在の総合図書館の建物は、昭和3年に再建されたものです。大正12年9月1日の関東大震災による崩壊と火災で、それまでの蔵書と建物は灰燼に帰してしまいましたが、国内外からの温かい励ましと援助を受け、図書館は現在の姿で再生されました。そこで、東京大学創立130周年と総合図書館再建80周年を迎えるに当たり、大震災後の復興時に贈られた図書を公開し、改めて感謝の意を表すことにしました。
寄贈は国内外の個人ばかりでなく国からもありました。総数50余万冊と言われる寄贈書の中から、鴎外の書き込みがあるレクラム文庫、本阿弥光悦の直筆短冊、稀代のコレクター田中芳男の蒐集品、18世紀に創作された「ボドーニ」活字で刷った大判本、髙野長英の直筆本さらにはモースの『日本その日その日』の活字(電鋳版)など、幅広く、そしてこれまであまり目に触れなかった図書を選んで展示しています。
<記念講演会>
演 題:世界からの贈り物を受け継いで
―東京大学総合図書館の生い立ちと発展―
日 時:平成19年11月9日(金) 18時~19時
場 所:東京大学 総合図書館 3階大会議室
講 師:跡見学園女子大学 文学部人文学科教授 髙野 彰
(入場無料・申込不要)
問合せ先:東京大学附属図書館情報サービス課