PRESS RELEASES

印刷

『安全安心社会には何が必要か?』―東京大学創立130周年記念事業:東京大学『JR東日本安全安心工学総括寄付講座』シンポジウムの開催記者発表

『安全安心社会には何が必要か?』―東京大学創立130周年記念事業:東京大学『JR東日本安全安心工学総括寄付講座』シンポジウムの開催

2007年10月15日
国立大学法人 東京大学
東日本旅客鉄道株式会社

東京大学では10月27日(土)の13:30分より、文京区本郷の東京大学安田講堂において、東京大学創立130周年記念事業の一環として、「安全安心社会には何が必要か?」というテーマのもと、東京大学「JR東日本安全安心工学総括寄付講座」シンポジウムを開催いたします。
 
今日、利便性や生産性よりも、「安全であること」そして「安心を得られること」が第一の優先課題として、広く社会で認識されてきています。しかしながら、「安全の確立」には、様々な角度からの試行と検証が求められるのが実際であり、決して容易に実現されるものではありません。
  また、近年企業の抱えるリスクが数多く顕在化してきており、安全・安心な社会を創出するために企業リスク低減を図るための研究や、総合的な幅広い視野を持った研究を推進することが重要と考えられます。
こうした背景をもとに、東京大学「JR東日本安全安心工学総括寄付講座」は、平成17年度から、東日本旅客鉄道株式会社の出資により開設されました。学際的な社会工学的研究を通じ、その知見を社会および組織の安全安心構築のために活用することにより、社会へ貢献することを目的とした、東京大学における初めての総括寄付講座です。現在、学内の大学院工学系研究科・大学院法学政治学研究科・大学院人文社会系研究科・生産技術研究所・環境安全研究センターの文系・理系にまたがる6名の教員により構成され、その活動を展開しております。

10月27日のシンポジウムでは、畑村洋太郎・東京大学名誉教授(現.工学院大学教授)による記念講演に加え、別紙の各講演を通して、安全安心社会を実現していくために求められるもの、そしてそこにはどのような問題があるのかについて、シンポジウムに参加された方々と共に考える時間を提供する予定であり、多くの方々のシンポジウムへのご参加を願っております。

リリースに関する問い合わせ先
  東京大学 環境安全研究センター 准教授 刈間 理介 
  JR東日本 広報部報道グループ          

アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる