記者会見「印刷技術で『インテリジェント通信シート』を世界で初めて実現-通信コードや電源コードから解放されて、もっと自由にユビキタスを楽しむ-」研究成果

記者会見「印刷技術で『インテリジェント通信シート』を世界で初めて実現-通信コードや電源コードから解放されて、もっと自由にユビキタスを楽しむ-」
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東京大学大学院工学系研究科
東京大学国際・産学共同研究センター
合同記者会見
1.発表日時: 2007年12月7日(金曜日)14:00 ~ 15:00
(記者会見当日は、関連写真・映像を含む資料を配布し、デバイスの撮影時間を設けます。)
注:本資料内容に関する会見前(2007年12月7日15時以前)の報道につきましては、ご遠慮頂きたく存じます。また、2ページ目の「6.内容」以降の項目につきましては、報道関係者への便宜上事前に参考資料としてお渡しするもので、会見当日配布する資料を最終版と致します。何卒宜しくお願い申し上げます。
2.発表場所: 本郷キャンパス 工学部6号館 3階セミナー室A(367号室)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_07_j.html
3.発表タイトル:
印刷技術で「インテリジェント通信シート」を世界で初めて実現
- 通信コードや電源コードから解放されて、もっと自由にユビキタスを楽しむ -
4.発表者
染谷 隆夫(工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター 准教授)
桜井 貴康(国際・産学共同研究センター 教授)
5.概要
東京大学の染谷隆夫准教授と桜井貴康教授がそれぞれ率いる独立した2つの研究チームは異分野連携によって、印刷技術で作られた不揮発性有機メモリや有機トランジスタなどの新技術を駆使して、交換機を内蔵したシート型の通信システムの実現に成功した。この通信シートを利用すると、電子機器をそのシート上に置くだけで、プラグをつなぐなど面倒な機械的接続なしに電源接続や通信接続が達成されるので、誰でも簡単に電子機器を利用できる。また、従来型の無線通信に比べて、限られた無線帯域を取り合うこともなく、盗聴にも強く、より低消費電力になりうると考えられる。エレクトロニクスがもっと人々の安心・安全で豊かな生活を支える時代のインフラになると期待される。
6.問い合わせ
東京大学大学院工学系研究科
附属量子相エレクトロニクス研究センター
准教授 染谷 隆夫
東京大学国際・産学共同研究センター
教授 桜井 貴康