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社会科学を語る夏のワークショップ 2008『いま<働くこと>とは?』記者発表

社会科学を語る夏のワークショップ 2008『いま<働くこと>とは?』

社会科学を語る夏のワークショップ 2008「いま<働くこと>とは?」のご案内

東京大学社会科学研究所では、2007 年より「社会科学を語る夏のワークショップ」という企画を行っております。これは、「社会」について高校生に何をどう教えるべきかという課題に日々直面しておられる高校教員の皆さんに、私たちの研究の成果をお伝えしながら、同時に、私たちも高校教員の皆さんから、高校生の社会認識や、それにはたらきかける実践についてお教えいただき、相互に交流することを目的としたものです。
第1 回である昨年は、「〈ヨーロッパ〉のいまを読み解く」をテーマに掲げ、幸い、多数の皆さんにご参加いただきました。今年はその経験を踏まえつつ、第2 回を行いたいと思います。テーマは、「いま〈働くこと〉とは?」としました。現在、働くことの意味が、あらためて問い直されています。仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)は、少子高齢化や男女共同参画という視点から見て、きわめて重要な課題ですが、その背後にはさらに、およそ適正な労働時間とは何か、非正規雇用の問題をいかに捉えるかといった問題があります。
働くことの意味にとくに敏感なのが高校生です。現在、はたしてやりがいのある仕事と出会うことができるか、という不安が多くの高校生をとらえています。このような不安にいかに答えるか、とくに現代社会の構造的な変容との関連において、いかに問題状況を把握し、今後の指針を見いだしていくか。これらの点を含めて、高等学校の先生方とともに、「いま〈働くこと〉とは?」を考えていきたいと思います。

主 催:  東京大学社会科学研究所
開催日: 7月30日(水)~31日(木)
開催場所: 東京大学本郷キャンパス 赤門総合研究棟5階会議室(549号室)
       (文京区本郷7-3-1)
対 象:  高等学校教員(担当科目は問いません)
人 数:  50名
参加費:  無料(懇親会は3000円)
申し込み方法:
  社会科学研究所ホームページからお申し込みください。
  http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

問い合わせ先: 東京大学社会科学研究所 総務チーム
        
プログラム
(1 日目)
7 月30 日(水)
9:30 開場
10:20 開会
10:30-12:00 玄田 有史「高校生の仕事道(しごとみち)」
13:30-15:00 水町 勇一郎「〈働くこと〉と〈働かないこと〉
                   -そのあいだにあるパート・フリーター」
15:15-16:30 自由討論
17:00-18:30 懇親会

(2 日目)
7 月31 日(木)
10:30-12:00 仁田 道夫「労使関係と希望」
13:30-15:00 佐藤 博樹「いまなぜワーク・ライフ・バランス社会をめざすのか
                 -働き方の改革と女性の活躍の場の拡大」
15:15-16:30 自由討論

司会・コーディネーター:佐藤 香、宇野 重規

 

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