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「MEET Borderless Canvas」記者発表会 及び 公開デモ授業のご案内記者発表

「MEET Borderless Canvas」記者発表会 及び 公開デモ授業のご案内

報道関係各位


2008年11月26日
国立大学法人 東京大学
マイクロソフト株式会社

「MEET Borderless Canvas」記者発表会 及び 公開デモ授業のご案内

MEET Borderless Canvasは
・「聞くプレゼン」ではなく「議論するプレゼン」を可能にする次世代プレゼンテーションソフトウェアです
・ プレゼンテーションをもとに議論を行い、知識を創造する「アクティブラーニング型授業」を実現します
・ 発想支援、ブレインストーミングなどの用途で、大学外の企業等においてもご利用いただけます
・ 学生は、「知識創造のメソッド」を体得することができます

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

国立大学法人 東京大学(本部:東京都文京区)では、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)の寄附により設立された「マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門(略称:MEET; Microsoft chair of Educational Environment and Technology)」において、「MEET Borderless Canvas」を開発しました。つきましては、本ソフトウェアを使った公開デモ授業、及び記者発表会を下記の要綱で開催させていただく運びとなりましたので、ご案内申し上げます。

近年、プレゼンテーションの能力は、社会的要請の高まりを受けて、大学の授業でも広く取り上げられるようになってきました。プレゼンテーション型の授業の多くは、どのようにして情報を相手に上手く伝えていくかということに焦点化しており、聴衆は聞くだけの受け身の存在として考えられてきました。

しかし、東京大学MEET講座では、今後必要となる学生の能力として、情報を分かりやすく伝えることはもちろんのこと、聴衆とのアクティブな議論を通して、新しい価値のある知識を創造し、より洗練して昇華していく力を、発表者も聴衆もともに身につけることが、これからのグローバル社会において競争力を獲得するために急務だと考えています。

MEET Borderless Canvasは、聴衆とインタラクティブに知識を出し合い議論するための、新しいプレゼンテーションソフトウェアです。MEET Borderless Canvasを利用したインタラクティブ・プレゼンテーションを通して、学生は知識創造のためにプレゼンテーションに参加することの意義や方法を体得していきます。このソフトウェアは、2009年3月頃から無償配布を開始する予定です。

今回の公開デモ授業は、東京大学に本年3月にオープンした「情報学環・福武ホール」に設置された最先端の学習環境「福武ラーニングスタジオ」にて実施します。タブレットPCを活用して、現在実際に行われている授業の一部をデモンストレーションします。学生がプレゼンテーションをする最中に、聴衆から多種多様な意見や疑問をリアルタイムに投げかけられ、それを活用して議論を深めていく、新たな学習の姿をご紹介する予定です。

ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、是非ともご取材賜りますようご案内申し上げます。

敬具



■ 日時: 2008年12月5日(金)13:00~14:00 (12:45 受付開始)
■ 場所: 東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール内 福武ラーニングスタジオ
東京都文京区本郷7-3-1
  地図:http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
■ 概  要: 
● 13:00 - 13:05 ご挨拶  東京大学 大学総合教育研究センター長 岡本和夫
● 13:05 - 13:10 ご挨拶  マイクロソフト株式会社 執行役常務 大井川和彦
● 13:10 - 13:20 MEET Borderless Canvas の紹介 東京大学マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門(MEET) 特任助教 栗原一貴
● 13:20 - 13:50 模擬授業 「デジタル教材のクリティーク」
大学院情報学環准教授 山内祐平、大学総合教育研究センター准教授 望月俊男 
● 13:50 - 14:00 質疑応答

【TREE・MEETについて】
東京大学は2005年度より教育企画室の事業として、情報通信技術を用いた教育改善の全学プロジェクトTREE (Todai Redesigning Educational Environment)を展開しております。TREEの一環として、東京大学の講義を広く市民に公開する東京大学オープンコースウェアや東大.TVの運営、東京大学の教育・研究事業に関するニュース配信を行う東大ナビの運営のほか、マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門 (MEET)において、タブレットPCの高等教育における利用に関する研究開発などを行っています。

【情報学環・福武ホール 福武ラーニングスタジオについて】
東京大学は、株式会社ベネッセコーポレーション 福武總一郎会長からのご寄附により、2008年3月に「情報学環・福武ホール」を開設しました。福武ラーニングスタジオは、その中に設けられた東京大学初の工房型の学習空間であり、学部・大学院の授業から幼児向けのワークショップまで幅広く利用されています。ペンによる画面への書き込みが可能なタブレットPCや100インチスクリーンを配備しており、情報通信技術を活用した問題解決型の授業をサポートします。さらに、主要設備の椅子・机・50インチプラズマディスプレイ、および3つのスタジオ間を区切るパーティションは可動式であり、学習内容や目的に沿って、学習空間を自由にレイアウトすることが可能です。

【参考URL】
TREE プロジェクト  http://tree.ep.u-tokyo.ac.jp
マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門(MEET)  http://www.utmeet.jp/
情報学環・福武ホール  http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/
東京大学オープンコースウェア  http://ocw.u-tokyo.ac.jp/
東大.TV  http://todai.tv/
東大ナビ http://utnav.jp(携帯電話からのアクセスのみ)

【問合せ先】
マイクロソフト株式会社 広報部 
担当:金澤

東京大学 大学総合教育研究センター マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門
担当:椿本

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