市民の歩行空間を確保する安全で作業性の高い歩道除雪車の作業支援システムの開発と屋外での公開実験デモの実施について研究成果

2009年2月23日
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
国立大学法人 東京大学
市民の歩行空間を確保する安全で作業性の高い
歩道除雪車の作業支援システムの開発と
屋外での公開実験デモの実施
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の産業技術研究助成事業の一環として、東京大学大学院工学系研究科(鎌田・小竹研究室)では、札幌市、(株)ドーコンらの協力のもと、冬季における市民の歩行空間の確保のため、歩道除雪車のオペレータの作業性と安全性の向上を目指した除雪作業支援システムを開発しました。これまで高齢熟練者の技術により支えられている歩道除雪作業を分析し、非熟練オペレータでも安全性、作業性を確保して歩道除雪作業が行える技術です。
この度、下記にご案内するとおり、公開実験デモを予定しておりますのでご覧頂きたくお知らせ致します。なお、除雪作業支援システムの研究開発の内容につきましては、別紙資料をご覧下さい。
1.日 時:平成21年2月24日(火)10:00~12:00
2.場 所:札幌市建設局管理部雪対策室 車両管理事務所
(札幌市手稲区曙5条5丁目2-1 札幌市手稲区土木センター構内)
3.内 容:
10:00~10:30 公開実験デモに関する事前説明(車両管理事務所 会議室にて)
① 関係者挨拶
② 公開実験デモの概要説明
10:30~12:00 屋外のテストコースを使っての公開実験デモ(手稲区土木センター構内にて)
・歩道除雪車作業支援システム
① 情報支援システム
② 横滑り防止制御システム
図1.開発した歩道除雪車の作業支援システム
図2.公開実験デモの会場位置図(公共交通機関をご利用下さい)
問い合わせ先
(1)技術内容について
東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻 講師 小竹元基
(2)制度内容について
新エネルギー・産業技術総合開発機構 研究開発推進部 若手研究グラントグループ
産業技術研究助成事業(若手研究グラント): http://www.nedo.go.jp/itd/teian/index.html