記者会見「東京大学横断型教育プログラムの開設」の開催記者発表

平成21年度から、各学部・研究科又は教育部における固有の教育カリキュラムに加えて、学際的あるいは分野融合的な「東京大学横断型教育プログラム」を開設することになりました。
つきましては、プログラムの特徴、概要等について、下記のとおり記者会見を行いますので、ご案内いたします。
記
1.日時 4月20日(月)14:00~15:00
2.場所 東京大学本部棟 12階 中会議室
(本郷キャンパス:文京区本郷7-3-1)
3.出席者
濱 田 純 一 総長
吉 見 俊 哉 教授(4プログラム連絡会代表者)
岡 村 定 矩 教授
(前教育担当理事(副学長):共通科目(大学院学生向けEMP)代表)
武 田 洋 幸 広報委員会委員長
4.お問い合わせ先
本部学務グループ
東京大学横断型教育プログラムの発足にあたって
世界は今、激しい社会変化の中にあります。在学生が東京大学を卒業して、社会の第一線で活躍する頃には、世界の状況は、これまで慣れ親しんできたものとは大きく変わっているでしょう。そんな時代の激流の中で、東大生には、21世紀社会をみずからリードする大胆さと責任感、知的な能力がますます期待されています。タフな東大生を育てたいが、知的にタフであるためには、狭い専門知識だけでなく、新たな学問的課題に果敢に挑戦し、幅広い分野を横断していく柔軟な思考力が必要です。東京大学は、これまでのような学問分野のディシプリンを基礎にしたカリキュラムにくわえて、新しい課題に向けて異なる分野の和をつなぐ横断型教育プログラムをスタートさせます。この新たな東京大学の取り組みに、学生が積極的に参加してくれることを期待しています。
東京大学総長
濱 田 純 一