『第2回 高校物理の授業に役立つ基本実験講習会』の開催記者発表

【日時】2009年7月19日(日)、7月20日(月・祝)
【会場】麻生高等学校(東京都港区元麻布2-3-29)
(東京メトロ日比谷線広尾駅下車7分)
1.概要:
東京大学教養学部附属教養教育開発機構では、物理教育研究会(APEJ)との共同主催で、表記講習会を開催いたします。大学発教育支援コンソーシアム推進機構(東京大学)、日本物理教育学会などとの共催です。
2.内容:
高校の物理教育において、様々な実験を効果的に授業に導入することは、生徒の理解を助ける上で大きな役割を果たします。東京大学教養学部附属教養教育開発機構は、かねてより、授業の中で有効に使える演示実験や生徒実験の開発やその普及に努めてきました。その成果に基づき、物理教育研究会(APEJ)の協力を得て、DVD付き教材「見て体験して物理が分かる実験ガイド」(2007年、学術図書出版社刊)を作成しました。この教材は、授業に必要な基本的な実験を誰でも確実に効果的に実施できるようにすることを目的に編纂されたものです。
本講習会では、昨年に続き、上記教材を利用して高校物理の基本的な実験を体験し、実験のための基礎的技術を実習します。限られた実験の時間を効果的に使いたい教員の方、新任教員の方、また、理科教師を目指している学生の方々にご参加いただき、定番実験に必要な技術に磨きをかけて、授業に役立てていただくことを期待しています。
昨年度も、北海道から九州まで全国から55名の方々が参加されました。
お申込みは、ホームページ
http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/expw/index.html
から可能です。
つきましては、本講習会について、事前の記事掲載及び当日の取材をお願い申し上げます。
3.問い合わせ先:
東京大学教養学部附属教養教育開発機構 開発部門
教授 兵頭俊夫
麻布高等学校
教諭 増子寛