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DO-IT Japan 2009開催“障害のある高校生・大学生が未来の社会を創る”記者発表

DO-IT Japan 2009開催“障害のある高校生・大学生が未来の社会を創る”

2009年7月27日
東京大学先端科学技術研究センター

DO-IT Japan 2009開催
“障害のある高校生・大学生が未来の社会を創る”
2009年7月29日(水)~8月2日(日)
於:東京大学先端科学技術研究センター ほか
 

 DO‐IT Japan(障害のある高校生のための大学体験プログラム)は2007年からスタートしました。これまでに24名の高校生がこのプログラムに参加し、そのうちの6名は独自の道を切り拓きながら大学への進学を果たしています。
 ユニークな体験を積んだ彼らが現代社会の在り方に問いを発信し、ブレークスルーとなりうる視点や価値観を生み出すオピニオン・リーダーとなる日は、決して遠い未来ではありません。

 東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区、宮野健次郎所長)では、バリアフリー研究拠点が中心となってこのプログラムを推進しており、今年も新しく参加する9名(男子7名、女子2名)を含め、27名の若者たちが全国から集うことになっています。先天性盲聾としては初の大学進学を目指す高校3年生男子、再挑戦を志す25歳の発達障害の青年、骨形成不全で海外留学を決めた車椅子の高校3年生女子など、その背景は様々です。

 つきましては、初日のガイダンス及びレセプション*(スピーチ:濱田純一(東京大学総長)・大井川和彦(マイクロソフト株式会社執行役常務)司会:宮野健次郎(東京大学先端研 所長))、4日目の一般公開シンポジウム**への取材を宜しくお願い申し上げます。また、個別プログラムへの取材に関しても別途、ご相談ください。その他、ご不明な点などありましたら以下の事務局まで。

*  於 東京大学先端科学技術研究センター 3号館中2階セミナー室
**於 東京大学先端科学技術研究センター 4号館2階講堂

[DO-IT Japan事務局]
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学先端科学技術研究センター 3号館408
ホームページ:http://doit-japan.org/

 

今年のDO‐ITのハイライト・プログラム

●7月29日(水)-8月2日(日) さまざまな体験を有する学生27名が集う
DO-ITにはそれぞれユニークな経験を持つ若者たちが全国から集まってきます。たとえば、先天性盲聾としては初の大学進学を目指す高校3年男子、再挑戦を志す25歳の発達障害の青年、海外留学を決めた骨形成不全の高校3年女子など。DO-ITは、彼ら自身が未知の障害に出会い、その困難さを理解し、互いにサポートしあう5日間です。

●7月30日(木) 支援機器アクセシビリティ向上のアイディアを創出
障害をもっている彼らの視点は、ユニークなアイディアにつながります。様々な機器やソフトの使い方一つにしても、彼らならではの工夫が随所に発見できます。そして、DO-ITでは、支援機器アクセシビリティについて、彼らの意見やアイディアをIT製品開発者と交換します。

●8月1日(土) 新しい入試制度への提言(一般公開) 概要別紙
わが国では、障害をもった高校生の大学進学率は0.17%。障害というハンディを抱えながら、配慮を受けられずに壁にぶつかり、力を発揮できない高校生たちがいます。彼らが大学を受験する際、どのような配慮が必要でしょうか?また、実際にはどのような配慮が受けられ、その申請手続きはどんなものなのでしょうか?障害のある高校生の受験の実体験を通じて、彼らの「受験」を取りまく現状について議論します。

●8月2日(日)リビング・ライブラリー;障害のある大学生が、保護者に向けて自分を語る
障害をもつ子とその親。多くの親御さんは、わが子の障害について熱心に勉強し、日々努力を重ねています。しかし、他の障害をもつ若者は、果たしてどんな困難を感じているでしょうか?リビング・ライブラリーでは、障害のある大学生が「生きている本」となり、保護者に向けて自らの障害や受験体験を語ります。

 

【会場のご案内】

 ・ガイダンス・レセプション  7月29日(水) 13:30-
     於 東京大学先端科学技術研究センター 3号館中2階セミナー室

 ・一般公開シンポジウム    8月1日(土) 13:30-18:00
     於 東京大学先端科学技術研究センター 4号館2階講堂(一般公開シンポジウム)
                        3号館中2階(交流会)

 

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