PRESS RELEASES

印刷

「国際活動体験プロジェクトの活動状況の発表」について記者発表

「国際活動体験プロジェクトの活動状況の発表」について

「国際活動体験プロジェクトの活動状況の発表について」

発表概要:
 東京大学大学院工学系研究科はシスコシステムズ合同会社の協力を得て、「国際活動体験プロジェクト科目」の活動状況をシスコシステムズ合同会社において発表します。皆様の参加をお待ちしております。

発表内容:
 東京大学大学院工学系研究科が推進している創造性プロジェクト教育の一テーマである「国際活動体験プロジェクト科目」活動状況を、教育連携パートナーとして協力を得て進めているシスコシステムズ合同会社において、ご覧いただく機会を設定いたしました。 
 当日は、本プロジェクト科目にて10週間にわたって実践してきた国際活動、コミュニケーション・交渉力についての座学・演習、さらに日本・海外学生の混合4チームの対向で実例を題材に行なった総合演習の結果を、各参加学生より発表いたします。スケジュールは、各学生の発表(85分)、ファシリテータのフィードバック(20分)、東大からの総合コメント(10分)を行い、最後に学生に修了証を贈呈する予定です。
 
日時: 1月29日(金) 午前9時~11時
場所: ミッドタウン・タワー21階 シスコシステムズ合同会社
テレプレゼンス会議室(東京都港区赤坂9-7-1) 
内容: テレプレゼンスシステムを介した、国際活動プロジェクト演習でのチーム別討論結果の発表。プロジェクト演習参加者は、以下のとおり
  日本: 東京大学大学院工学系研究科学生、工学部学生、
  海外シスコインターン学生: 米国(ノーステキサス大)、上海(西安交通大)、シンガポール(ナンヤン工                   科大)、シドニー(ニューサウスウェールズ大学、シドニー工科大学)
※発表は英語で行われます。ただし、部分的に逐次通訳が入ります。

 本活動は、国際リーダー養成教育をグローバル企業(シスコシステムズ合同会社)との教育活動連携により実践しています。ICTシステム(テレプレゼンスシステムなど)(※)を活用し海外の機関に所属する学生等と交流・実習を行い、国際環境での実践体験活動をバーチャルに実現する、世界でもこれまでに類の無い試みです。
東京大学大学院工学系研究科では、今後本プロジェクトにおける実績を基礎にしてさらに発展させ、21世紀の国際リーダー教育法を確立します。

※ICT:Information and Communication Technology
   テレプレゼンスR: シスコシステムズ合同会社の製品名 

集合方法:
 当日29日は8時45分に、六本木ミッドタウン・タワー21階のシスコシステムズ合同会社受付に、直接おいでください。

本件問い合わせ先:
東京大学大学院工学系研究科 工学教育推進機構
 
国際活動体験プロジェクトの概要:
 東京大学大学院工学系研究科では、創造性・ものづくりリーダー教育において、教養課程における「自由研究・全学ゼミ」の工学部担当科目を「ものつくり実験ゼミ」として体系化していますが、さらに、学部・大学院で「創造的ものづくりプロジェクト」、「創造性工学プロジェクト」を共通講義として開設し、教養課程から大学院まで異分野と異年代が交流して広い視野を持って共に成長できる体系的システムを実現しています。この科目の下に、多くの異なるサブテーマのプロジェクトが、夏学期、冬学期に開講されており、「国際活動体験プロジェクト」は、大学院レベルと学部レベルに共通なサブテーマプロジェクトとして、本年度冬学期より、新たに開講したもので、以下に説明するように本邦のみならず、世界的にも特徴のある初めての試みと言えるものです。

 本プロジェクトのコース内容は、実践で活躍している現役の企業・大学のグローバルリーダーの講義とそれに基づいたディスカッションや効果的なケース・スタディー、体験演習を積極的に取り入れ、国際プロジェクトの運営力とリーダー力を養成するための諸要素で構成しています。演習においては、テレプレゼンスシステムやその他のネットワークシステムを通して、海外の学生との交流、混合チームによる共同作業・演習の場を設け、国内に居ながらにして国際能力を養う教育システムを開発することを狙いとして進めています。このため、実施場所を東京大学本郷キャンパスとテレプレゼンスシステムを利用できるシスコシステムズ合同会社の都内オフィスとしています。

 本プロジェクトの有効性の評価については、以下のように進めています。即ち、受講生は、最初の自己レベルと目標レベルを申告した上で、講義、実習の進展に応じて、テーマレポート、自己評価・向上点、要改善点などを提出し、工学教育推進機構は、教育連携パートナーの講師陣とも協力して、受講生個々のレベル向上度を測りつつ、本プロジェクトの教育効果、目標達成度の分析を行うことにより行なっています。




アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる