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pingpongプロジェクト第四弾:ニフティ株式会社との共同研究により「みんなの花粉症なう!β」を提供開始記者発表

pingpongプロジェクト第四弾:ニフティ株式会社との共同研究により「みんなの花粉症なう!β」を提供開始

報道関係者 各位

pingpongプロジェクト第四弾:
ニフティ株式会社との共同研究により「みんなの花粉症なう!β」を提供開始

1.概要:
今回、東京大学知の構造化センター(注1)内・pingpongプロジェクト(注2)で開発している技術を応用して、ニフティ株式会社(以下、ニフティ)との共同研究による「ツイッター」(注3)の発言から、花粉症の症状についてつぶやいている内容だけを集め、日本全国の地図に位置情報を重ねることでリアルな花粉症マップを試作・提供するサービス「みんなの花粉症なう!β」を2010年3月4日より開始しました。

*本発表は既に3月4日付でニフティより発表されていますが、改めて東京大学からも発表させていただきます。

2.内容:
pingpong は、コンピュータサイエンティスト、デザイナー、アーティストなどを中心とした多分野の専門家が連携して進めているプロジェクトです。言語を通じ人間の行為からデザインを捉えなおすことを目標としています。知の構造化センターで開発されているウェブ、自然言語処理、ユーザインターフェースの技術を活用することにより、空間や場の持つコンテクストをユーザの言語情報から効果的に抽出・共有し、デザイナーとユーザの二項性を排した新しいデザイン手法を開発、研究しています。

今回、pingpongは「ニフティ」との共同研究により、「ツイッター」で花粉症の症状を訴える発言者のつぶやきを独自の方法で言語解析することで、花粉症で困っている人の発言か否かを選別することができます。
また、選別したつぶやきがGPS(Global Positioning System、測位衛星を利用した位置情報システム)を使った位置情報を発信している利用者のものだった場合や、「ツイッター」のプロフィールで所在地を公開している場合などでは、発言した地区をそのつぶやきから特定し、日本地図に重ねて表示することができます。

○アドレス:http://labs.nifty.com/beta/pollen/index.htm
       ※「@nifty花粉情報」のサイトから「みんなの花粉症なう!β」への
        リンクも用意しています。
○特長 :
(1)ツイッターでのつぶやき発言の中から花粉症の症状についてつぶやいている内容だけを集め、日本全国の地図に位置情報を重ねることで花粉症地図をリアルタイムに試作・提供する無料サービス。データの更新頻度は15分おきに
実施。

(2)全国47都道府県の発言データを地図上に表記することが可能。各都道府県をクリックすることで都道府県単位の花粉症の症状に関する発言頻度を確認できる。さらに東京都は23区と東京都下で区市町村を細分化して表示することができる。
    
(注1)知の構造化センターホームページ.http://www.cks.u-tokyo.ac.jp
(注2)pingpongプロジェクト内容の詳細報告、告知などを以下ブログにて報告しています.http://www.pingpong.ne.jp/
(注3)twitterは,個々のユーザが「つぶやき」を投稿することで,ゆるいつながりが発生するコミュニケーション・サービス.http://www.twitter.com, http://twinavi.jp/

3.問い合わせ先:
東京大学 知の構造化センター

(イメージ図1)

(イメージ図2)

 

 

 

 

 

 


 

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