哺乳類の嗅神経が細胞死実行遺伝子カスパーゼによって成熟することを発見研究成果

発表者:
大澤 志津江(東京大学大学院薬学系研究科 特任研究員(当時))
三浦 正幸 (東京大学大学院薬学系研究科 教授)
解禁:米国東部時間7月12日(月)午後3時(日本時間は13日午前4時)
概要:
外界からの感覚情報を的確に処理する基盤となる神経ネットワークは、無数の神経細胞が正しい方向へと軸索を伸ばして成熟し、特定の決まった相手(神経細胞)とつながりあうことにより形成される。東京大学大学院薬学系研究科三浦正幸教授の研究グループは、これまで細胞死を引き起こすタンパク質として知られていたカスパーゼが、マウス嗅神経細胞の軸索投射やその成熟過程を制御することを初めて明らかにした。
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