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エネルギー多消費型プロセスの現法(ハーバー・ボッシュ法)に代わる省エネルギー型である『温和な反応条件下での触媒的アンモニア合成法』の開発に成功!研究成果

エネルギー多消費型プロセスの現法(ハーバー・ボッシュ法)に代わる省エネルギー型である『温和な反応条件下での触媒的アンモニア合成法』の開発に成功!


平成22年12月2日 
東京大学大学院工学系研究科

エネルギー多消費型プロセスの現法(ハーバー・ボッシュ法)に代わる省エネルギー型である「温和な反応条件下での触媒的アンモニア合成法」の開発に成功!

発表者
  西林 仁昭(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構・准教授)
  荒芝 和也(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構・特任研究員)
  三宅 由寛(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構・助教)

発表概要
  西林仁昭准教授らの研究グループ(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構)は、常温常圧の極めて温和な反応条件下で進行する窒素ガスからの触媒的アンモニア合成反応の開発に成功しました。
  アンモニア(注1)は生命維持活動を行う生物にとって必要不可欠な化合物であるが、現在は地球上全体の数%以上のエネルギーを使用するエネルギー多消費型プロセスであるハーバー・ボッシュ法(注2)により工業的に合成されています。本法はこの現法のハーバー・ボッシュ法に代わり得る次世代型窒素固定法であり、本法を使用することで環境に優しい新しいプロセスの開発とプロセスの大幅なコストダウンの達成が期待できます。
  本研究成果は、科学雑誌『Nature Chemistry(ネイチャー・ケミストリー)』の電子版で2010年12月5日(英国時間)に公開されます。

※詳細はリリース文書をご覧下さい

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