記者会見「特別展示『ヒマラヤ・ホットスポット－東京大学ヒマラヤ植物調査50周年』展」及び内覧会のご案内記者発表

特別展示
｢ヒマラヤ・ホットスポット －東京大学ヒマラヤ植物調査50周年｣展
記者発表のご案内

平素は東京大学総合研究博物館の活動に対し、格別なるご高配を賜り、衷心より御礼申し上げます。

　さて、このたびわたくしども東京大学総合研究博物館では、特別展｢ヒマラヤ・ホットスポット　－東京大学ヒマラヤ植物調査50周年｣展を開催する運びとなりました。東京大学では、1960年より今日までヒマラヤ地域の植物研究を続けて参りました。このたび、50年にわたる東京大学のヒマラヤ植物研究の歴史を振り返り、その成果の一端を皆様にご紹介したいと考えております。
　 折しも今年は第十回生物多様性条約締約国会議(COP10)が日本で開催され、｢生物多様性｣に国民の関心が集まっているときでもあります。この機会に、ヒマラヤの高山に咲くさまざまな植物の｢多様性｣を感じ取っていただけるような展示を目指しています。
　 また、同時に旧館展示ホールでは、常設展示｢キュラトリアル・グラフィティ～学術標本の表現｣展を開催します。開催に合わせ、昨年来マスコミ等で話題となっている｢ラミダス猿人（アルディピテクス・ラミダス）｣の全身化石骨（レプリカ）も特別公開いたします。（12月18日（土）～2月6日(日））
　 つきましては、下記の通り記者発表をおこないます。また、一般公開に先立ち、記者会見後の午後4時より内覧会を開催いたしますので、併せてご案内申し上げます。

[記者発表]
日時： 2010年12月17日（金） 午後2時より（内覧会は午後4時から）
場所： 東京都文京区本郷 7-3-1　　東京大学総合研究博物館 7階｢ミューズホール｣
出席者：西野　嘉章（東京大学総合研究博物館長）
　　　　　 池田　 博（東京大学総合研究博物館准教授）

[特別展示]
特別展示「ヒマラヤ・ホットスポット－東京大学ヒマラヤ植物調査50周年｣展
展示期間：平成22年12月18日 （土）～平成23年2月27日（日）
場所：東京大学総合研究博物館
開館時間：10:00-17:00( ただ し入館は16:30 まで）
休館日：月曜日（ただし1/10は開館）、12/27～1/4、1/11、1/15-16、2/25-26
入館料：無料　　ハローダイヤ ル：03-5777-8600
主要な展示物：おし葉標本、液浸標本、写真、ビデオ

また、特別展示に合わせ、公開セミナー（無料）を開催いたします。
公開セミナー：50年間のヒマラヤ調査の歴史やヒマラヤの植物に関する研究成果を発表します。
日時：平成22年1月22日（土）13:30-17:00
場所：東京大学理学部2号館講堂
詳しくはホームページをご覧ください。http://www.um.u-tokyo.ac.jp（後日掲載予定）
※なお、記事などにされる場合、お問合せ先電話番号は03-5777-8600（ハローダイヤル）のみご掲載下さい。