記者会見「記憶想起は大脳皮質微小神経回路における情報の流れの逆転によっておこる」研究成果

記者会見「記憶想起は大脳皮質微小神経回路における情報の流れの逆転によっておこる」 |
2011年3月9日
東京大学大学院医学系研究科
記者会見
「記憶想起は大脳皮質微小神経回路における情報の流れの逆転によっておこる」
のご案内
1. 会見日時: 2011年3月15日(火) 14:00-15:00
2.会見場所: 東京大学医学部教育研究棟2階 第1セミナー室(本郷キャンパス)
3. 発表タイトル:
「記憶想起は大脳皮質微小神経回路における情報の流れの逆転によっておこる」
4.出席者:
東京大学大学院医学系研究科 統合生理学
教授 宮下保司(みやした やすし) *責任著者・責任発表者
特任研究員 竹内大吾(たけうち だいご)
5.発表概要:
記憶の記銘・想起は大脳側頭葉の働きである。われわれは、側頭葉皮質内の情報の流れの方向が、刺激を受ける時と思いだす時で逆転することを発見した。大脳皮質神経回路が、皮質内部の信号の流れの方向を目的に応じて自在に操る柔軟性を有する、という精神機能の基礎を明らかにした意義が高く評価される。2011年3月18日号のSCIENCE誌に発表する。
※詳細はリリース文書をご覧下さい。