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国際シンポジウム「震災被害への有効な心理支援に向けて」開催のお知らせ記者発表

国際シンポジウム「震災被害への有効な心理支援に向けて」開催のお知らせ

平成23年10月4日

東京大学大学院人文社会系研究科

平素は、東京大学救援・復興支援室の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび東京大学大学院救援・復興支援室では、日本心理臨床学会主催の国際シンポジウム「震災被害への有効な心理支援に向けて」を後援いたします。本シンポジウムは、災害のトラウマに対する有効な心理支援に関して米国、ドイツ、英国の専門家の基調講演と、日本の現状に関して文科省と厚労省の担当者、心理支援センター長による報告を行い、東日本大震災の心理支援活動の発展に向けて討議をすることを目的とします。
 
つきましては、本件についてイベント当日の取材等を是非お願いいたしたく、ご案内申し上げます。

日 時:平成23年10月10日(月・祝)10時30分~17時30分(10時受付開始)
場 所:東京大学本郷キャンパス 安田講堂(文京区本郷7-3-1、下図参照)
使用言語:日本語、英語(同時通訳付)
プログラム:以下参照
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震災被害への有効な心理支援に向けて
―今、臨床心理学はどのような社会貢献ができるのか―
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開会  10:30~11:00
 挨拶 鶴  光代(日本心理臨床学会 理事長)
 企画趣旨 下山 晴彦(日本心理臨床学会 国際交流委員長)

第1部 招待講演:心的外傷体験に対して臨床心理学ができること 11:00~12:00
 講師 Gerald Davison(南カリフォルニア大学 心理学教授 老年学研究科研究科長)

第2部 基調報告 ヨーロッパの危機支援の経験から 13:00~15:00
①災害時の危機介入における心理社会的支援の方法
 講師 Robert Bering(ケルン大学/心的外傷研究センター所長)
 EUの危機支援プログラムEUTOPAの作成責任者
②子どもと若者のトラウマ治療の理論と実際
 講師 William Yule(ロンドン大学精神医学研究所 応用児童心理学部門名誉教授)
 子どもを外傷体験から守る財団Children and War Foundation代表

第3部 東日本大震災に被災者への支援の発展に向けて 15:30~17:30
①文科省における取組みと課題
 講師 郷治 知道(文部科学省 初等中等教育局 児童生徒課生徒指導室長)
②厚労省における取組みと課題
 講師 福田 祐典(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課長)
③被災地での心理支援の現状と課題
 講師 村瀬嘉代子(東日本大震災心理支援センター長/日本臨床心理士会会長)
④登壇者による討論
 日本の現状に関して、米国やヨーロッパの経験をどのように活用するのかについての議論

閉会の辞 岡田 康伸(日本心理臨床学会副理事長)

定員:1000名(既に満員にて受付終了)

※本シンポジウムの詳細は、以下のウェブサイトよりご参照いただけます。
http://www.p.u-tokyo.ac.jp/shimoyama/?p=675

(問い合わせ先)
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース
  教授 下山晴彦

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